6月30日の補正予算その2への質疑では、OTACOを買えない人、20%プレミアムが付加される5,000円以上を買えない人、OTACOを取り扱えない業種の業者がいる問題、20%プレミアムの市の予算1.6億円が市外の人にも恩恵としてもたらされる問題を指摘。OTACOによらない広範な市民や中小業者を対象とした物価高対策を求めました。
市外の人にも市の予算が
市が6月補正予算その2に計上したOTACOプレミアム20%キャンペーンの概要は次の通りです。
〇販売開始(予定):2026年10月頃~
〇購入上限:1人1万円まで(1,000円から購入可能)
〇予算:8万人分
〇プレミアム:20%(5,000円以上がプレミアム付加対象)
※市外の人も購入可能
質問では、市外の人も買えるようにすることで、例えば市外の人が1万円を買えば、結局プレミアム分2,000円は市の予算が市外の人にもたらされることになると指摘。市外の人が買った1万円に加えてプレミアム分2,000円×人数分が市内の店舗に入ると言っても、どの店舗でもOTACOを扱いきれていない実態をはじめ様々な問題を指摘しました。
産業環境部長は、市外の人も買えることで、市外の人が市内のOTACO取扱店で消費することになると答弁。しかしプレミアム分以外は市外の人のお金でも、プレミアム分が市の予算であることには言及しませんでした。
デジタル弱者・交通弱者は使えない
OTACOを使えない業種も
製造業・建設業では、OTACOで代金をもらうわけにいかず、銀行への返済や税金でもOTACOは使えず、カード型OTACOでは、使える店舗が増えたとは言っても、買った市民が歩いて行ける店舗でカード型OTACOが使えないケースもあります。カード型が使える店舗で買おうと思っているうちに期限が過ぎてしまった人も少なくありません。
直接補助こそ有効
質問では、OTACOは使いこなせる人には歓迎されても、使いこなせない人には結局使えない、有効な物価高対策となりきれないものと強調。だからこそ市長も先日の質問で、「そんなにOTACOと言ってるつもりはない」と答えたはずだとして、有効な物価高対策である直接補助の実施を求めました。
EV補助をやめて追加の物価高対策に
質問では、広範な市民や中小業者への物価高対策を考えるなら、本来ならEV補助はやめて、財政調整基金(財調)から充てられる補助の予算6,500万円を追加の物価高対策に充てるべきと強調。貴重な財源である財調の使い方も問われるとして、なぜ中小業者向けの追加の物価高対策を補正予算その2に計上しないのかと市長にただしました。
市長 OTACO以外の物価高対策は9月補正で
市長は、市外から市内に来て働いて市に貢献してもらい、そのおかげで経済が回っていることもあり、そうした人たちへの支援でもあると答弁。OTACOが使えない業種、店舗はあるが、OTACOは取扱店に手数料がかからないメリットもあるとして、OTACO以外の物価高対策は低所得者や中小業者も含めて9月補正に計上したいと答えました。
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