市営住宅用地を分譲-3月市議会 18日最終日

市議会 18日閉会

  今日18日で3月市議会も閉会しました。
私は予定していた質疑と討論のほかに、今日新たに提案された市道路線の廃止議案にも質疑をおこない、問題点をただしたうえで反対しました。

市営住宅用地を分譲

今日新たに提案されたのは、石原市営住宅用地を分譲するため、用地内の市道路線を廃止しようとするものでした。

同住宅はすでに建て替え工事が1期、2期とも完了し、80戸が完成しています。

同住宅は建て替え前は平屋建てでしたが、2階建てに建て替えたことにより、余剰用地が生まれました。これを分譲するため用地内の市道路線を廃止しようとするのが今回の議案でした。

新年度予算では同住宅用地の分譲・売却代金として2億1,100万円ほどが計上されています。
しかし現段階では、まだ分譲先はまったくの未定です。

さらに問題なのは、市営住宅への入居希望が高まるなかで、貴重な市営住宅用地を分譲しようとすることです。

市は今後、市営住宅を増やそうという考えはもっていません。

同住宅用地の分譲後、売却代金やその後見込まれる固定資産税収を活用して、既存の民間賃貸住宅を高齢者・低所得者向け市営住宅として借り上げる考えもありません。

以上が私の質疑のなかで明らかになった問題点です。

私は質疑のなかでも指摘しましたが、深刻な景気と雇用の悪化やこの間の年金削減を受けて民間賃貸住宅では家賃を払いきれなくなっている人も増加しています。

私はこれまでにも、低家賃で入居可能な市営住宅を増やすことを重ねて求めてきましたが、今後も引きつづき力をつくします。

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