お金も保険証もない――ぐんま派遣村に相談次つぎ――3月27日(金)「しんぶん赤旗」

 3月26日(木)、前橋公園をメイン会場として開かれた「ぐんま派遣村」の様子を、27日付「しんぶん赤旗」よりお知らせします。

3月27日付「しんぶん赤旗」

職や住居を失った人たちを支援する「いのち・くらし・雇用なんでも相談会―ぐんま派遣村」(同実行委員会主催)が二十六日、前橋市の前橋公園をメイン会場に開かれ、百人を超す人が訪れました。日本共産党の酒井宏明衆院北関東比例予定候補や地方議員が参加し、相談活動などに取り組みました。

労働・生活相談会場の県教育会館会議室には午前中から相談者が列をつくりました。「三月末までの契約だったが昨年十二月十二日で解雇された」「昨年八月から公園で寝泊まりしている。ひざが痛くて歩くのもつらいがお金も保険証もなく医者にかかれない」などの相談がありました。

医療テントでは医師、看護師による健康診断が行われ、高血圧や整形疾患で医療機関に搬送された人も。公園に隣接した県女性会館の中庭やロビーが開放され、ボランティアによって豚汁やおにぎりが提供されました。

日雇い派遣で働きながら市内のネットカフェに泊まっているという男性(44)は「一週間仕事がないときもあり、とにかく生活を安定させたいと生活保護の相談に行っても門前払い。派遣村の取り組みは困っている人の立場に立ってくれてうれしい」と話しました。

なお、私は4月7日告示、12日投開票で行われる大泉町議選に向けての支援のため、残念ながら「ぐんま派遣村」には参加できませんでした。しかし仕事や住まいを失った人たちを支えたいと思う気持ちは、「派遣村」に参加した人たちとまったく同じです。
これからもあらゆる機会をつうじて、こうした取り組みに力をつくしたいと思います。

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