矛盾する2つの移転計画
福祉会館――建物は残すのに
機能を旧保健センターに移転
かわりに国際交流協会が
今の福祉会館に移転
9月議会の一般質問では、福祉会館の移転計画の矛盾を指摘。現在の福祉会館の建物を壊さず当面残すとしながら、来年4月から福祉会館の機能を館内に配置されている社会福祉協議会(社協)とともに旧保健センターに移転し、同時に、現在の福祉会館の建物に国際交流協会を移転するという2つの移転計画の矛盾をただしました。
●太田市9月議会・映像配信ページ/太田市ホームページ/議会中継のページ
本会議での質問や討論など録画映像が視聴できます。
社協も同時移転 利用者に支障が
障がい者・団体の願いは
現在地での建て替え
質問では、福祉会館を利用する障がい者・団体が、市役所に隣接する現在地での建て替えを希望していることを強調。福祉活動の拠点である福祉会館は社協と一体的に利活用されており、各種制度の活用のため、市役所各課と社協を往復する市民が多いことも指摘し、制度を活用する際に支障が生じる移転計画の撤回を求めました。
市長
健康センターと複合的に利用できる
水野
複合的というなら市役所の隣接地で
市長は、移転先とされる旧保健センターには健康増進センターの機能があり、障がい者・団体が複合的・多面的に活動できると答弁。社協と福祉会館は一体であり、現在の建物は社協の活動には手狭であるとも答えました。
しかし市役所から離れた旧保健センターへの移転が、各種制度の活用のため市役所と社協を往復することが多い利用者にとって支障を生む問題や「複合的」利用を考えても、市役所の隣接地が適切との私の指摘には、明確な答弁を避けました。
私は、手狭というなら、市長が昨春言明した現在地での建て替えこそ求められると力説。しかし市長は、「財源には限りがある」として、現在は建て替えの考えがないと答えました。
「財源に限りがある」と言いながら
太田駅北口・南口開発に32億円
「財源には限りがある」と答えながら、太田駅北口に建設を計画する図書館・カフェ・美術ホール併設施設に17億円、同駅南口に民間が建設する再開発ビルに国・県・市合計で補助金14億8千万円(市補助金は5億6千万円)を投じる姿勢が問われます。
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