今日の、というか昨日30日の生活保護の相談は超ロングラン。といっても市役所の担当者が水際作戦を展開したわけではありません。ご本人からの聞き取りと申請書の記入に時間がかかったのです。正午すぎから聞き取り開始。14時半から16時まで所要で中断。(続)
昨日の生活保護の相談:(続)私が14時半から16時まで所要で席をはずしてる間、ご本人が生活保護の窓口で相談し申請書をもらいましたが、問題はその後。今後のことも含めて話し合いながら申請書に記入してるうちに23時50分をまわってしまいました。明日も若干の確認など宿題が残ってます。
本来、生活保護の申請は、ご本人が口頭で「生活保護を申請します」と言うだけで、役所は申請を受理しなければなりません。でも、さすがにそれでは、役所による調査や確認に時間がかかりすぎたり、生活保護に該当しない要件が後で明らかになったりと、結局、ご本人に不都合が生じることもありえます。
私も生活保護の相談を受けた場合は、責任をもってその人が速やかに生活保護を受けられるよう、申請前に詳細に渡って聞き取ります。申請書や添付書類への記入事項も、そうした観点から必要なものといえます。今回のケースは、その聞き取りと申請書の記入にかなりの時間がかかったレアケースといえます。
自動的・機械的にリンクしているわけではありませんが、最低賃金が生活保護を下回る場合に、最低賃金引き上げを図る根拠になります。 RT @wakayamakenjin @mizuno_masami …生活保護と最低賃金はリンクしてるのでしょうか?
逆に生活保護が引き下げられると、最低賃金引き上げが止まったり遅れたりする口実にされてしまいかねません。さらには課税最低限の引き下げの口実にされることもありえます。 RT @wakayamakenjin @mizuno_masami …生活保護と最低賃金はリンクしてるのでしょうか?
午前中は共産党の市議団会議。6月議会対策です。一般質問の質問を確定させ、3本預かっている請願の採択に向け他会派にも要請しなければなりません。職員給与の7.8%カットは、今のところ6月議会に提案される動きは“具体的には”ありませんが、どうも心配です。市長!カットはよしましょうよ!
今日の上毛新聞に出てました。太田市は今年10月~来年3月まで職員の月給を平均7.6%(平均25,900円/月)削減する案を職員労組に昨日提示。市長、副市長、教育長は月給を7月~来年3月まで10%削減。6月議会に提案とありました。阻止するために全力をあげねば!
地方公務員給与の削減は、①民間の地場賃金削減につながる。②労働者の所得減少を招き、消費減退を加速させ、不況打開に逆行する。③地域経済を衰退させ、税収の減収につながる。④労働者である公務員の生活設計を狂わす。―大きくはこの4点が問題となります。
6月議会に提案予定とされる太田市の職員給与削減案は平均7.6%削減。市長、副市長、教育長の平均10%削減と合わせて2億8,600万円削減とされます。地方交付税の削減分を補えるといっても、国の交付金をフル活用すれば、交付税が削減されても7.6%もの職員給与削減は必要ないはずです。
今日の党市議団の会議では6月議会の一般質問項目もおおむね確定。請願は最低賃金引き上げを求める意見書、保育・教育制度の拡充とより豊かな子育て支援制度を求める意見書、B・C型肝炎患者の救済に関する意見書と3本。今日はB・C型肝炎患者の救済に関する請願の採択に向けて他会派と打ち合わせ。
昨日、深夜までかかって生活保護の申請書を書いていた男性は、結局、住宅手当と総合支援資金の貸付を受けることになりました。理由はクルマ。今の制度では、離職後おおむね6カ月間はクルマを処分しなくてもよいとされます。つまり、売らなくてもよいが、乗るのはダメということ。(続)
生活保護から住宅手当+総合支援資金に変更した男性(続):生活保護では現在、クルマの使用が認められるのは、公共交通が十分でない地域で、通学、通院、通勤のためにクルマの使用がどうしても必要になる場合に限定されてます。太田市は、公共交通が十分でない地域となるかどうかが微妙な地域。(続)
生活保護から住宅手当+総合支援資金に変更した男性(続):生活保護受給者が太田市でクルマの使用を認められるのは、障がい者や障がい者に準ずる人などの通院や買物など、あるいは障がいのない人が保護を受けながら通勤する場合に、クルマの使用に“合理的な”理由がある場合となります。(続)
生活保護から住宅手当+総合支援資金に変更した男性(続):この男性は健康ですから、公共交通が決して十分といえない太田市でも、クルマに乗らなくても「買物や求職活動は可能」ということになってしまいます。(続)
生活保護から住宅手当+総合支援資金に変更した男性(続):この人が就職し通勤にクルマが必要な“合理的”理由があれば、もちろん乗ってもよいことになりますが、この人は、日常生活でも、つまり就職し通勤に必要になる以前の段階でもクルマに乗りたいという意向でした。(続)
生活保護から住宅手当+総合支援資金に変更した男性(続):この男性は、昨日は、就職してクルマがどうしても必要になるまでは乗らないと言っていたのですが、クルマに乗れたほうが就職活動や就職先が広がることもあって、住宅手当+総合支援資金を申請することになりました。(続)
dairy twit 紙が更新されました! paper.li/mizuno_masami/… ? 本日トップニュースを提供してくれたみなさん: @marui_miho @stsgres @chibiroo
私が言いたいのは、生活保護から抜け出し文字どおり自立するには、公共交通が十分な首都圏や大都市以外、つまり太田市のような地域ではクルマに乗れる条件を拡大すべきだということ。でも今の政府は、生活保護の引下げや、今は不当・違法・脱法行為となる“水際作戦”の合法化を図ろうとしてます。
なお厚労省によると、今でもクルマの使用には、①諸費用は第三者負担、②高価でないクルマ、③任意保険への加入などが条件とされます。②や③はわかりますが、①は生活保護受給者にとっては高いハードルとなります。やはり今必要なのは、生活保護から抜け出し文字どおり自立できるような条件整備です。
今日は党の市議団会議や生活保護から住宅手当+総合支援資金に変更した男性への対応で、赤旗のお勧めは決して十分にはできませんでした。でも夜に日刊紙読者が1人増えました。Aさん。ありがとうござます。参院選では必ずご期待に応えられるような結果を勝ち取るため、死にものぐるいでがんばります。
明日6月1日の赤旗読者の申請では、東毛地区は5月1日の申請より日刊紙、日曜版ともなんとか前進できるメドがたちました。太田市でも日刊紙、日曜版とも前進できる…はず。でも明日もお勧めはします。商業メディアは依然としてアベノミクス礼賛ですから。参院選で勝ち抜くためにも赤旗を増やさねば!
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