太田市3月議会で私は、2012年度国民健康保険特別会計予算にたいして賛成討論を行いました。討論の大要は次のとおりです。
国保税引き下げ
2万世帯対象に4億円
新年度は、本日(3月21日)可決(全員賛成)された国民健康保険税条例の改正を受けて、約1万9,600世帯の4万人を対象に、国保税を総額4億2千万円引き下げる予算となっています。
これによって、来年度から1世帯あたりの国保税は、現行の18万3,006円から17万884円へと1万2,122円の引き下げられることになります。
引き下げは、前年の固定資産税に課税される資産割(現行で医療分15%、後期高齢者医療支援分で7%)を廃止(介護分は昨年度に廃止)し、さらに医療分の平等割(1世帯あたりに課税)を現行の2万4千円から1千円減額することによるとされます。
固定資産税10万円の世帯で
23,000円引き下げ
固定資産税20万円なら
45,000円引き下げ
具体的には、前年の固定資産税が10万円の世帯で、2万3千円の引き下げ、前年の固定資産税が20万円の世帯なら、4万5千円の引き下げとなります。
今後は低所得者への引き下げを
国保税の引き下げを決断した市長には、心から敬意と感謝を申し上げるものですが、今後の課題として、要望を1点申し上げたいと思います。
それは、やはり低所得世帯にたいする引き下げであります。
今回の引き下げでは、資産をもたない世帯では、1世帯につき年間1千円の引き下げにとどまっていることは、市長もご承知のとおりです。
今後は、所得に関係なく1世帯につき課税される平等割や、やはり所得に関係なく1人につき課税される均等割の引き下げを決断されるよう、要望して反対討論を終わります。
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