さて。支度しよう。今日から3日間、太田市議会・総務企画委員会の視察です。今日は宮崎・宮崎市で収納対策と公共事業コスト構造改善、明日は宮崎・延岡市で救急車の適正利用、明後日は福岡・北九州市で指定管理者評価制度を視察します。収納対策が“過酷な取り立て”でなければよいのですが。
太田市議会・総務企画委の視察1日目。宮崎市のこの10年の現年分の収納率を見ると、市民税は97%前後。固定資産税は96~98%で推移。この10年の過年度分では、市民税が18~24%ほど。納付はできるだけ現年分に充当していることがわかります。 [mb]
太田市議会・総務企画委の視察1日目。宮崎市のこの10年の国保税の収納率では、現年分が87~92%ほど。過年度分では8~14%ほど。やはり納付額はできるだけ現年分に充当していることになりますが、この間の社会経済情勢が反映されていることがうかがえます。 [mb]
太田市議会・総務企画委の視察1日目は宮崎市の収納対策と公共事業コスト構造改善。収納対策では「滞納者の気持ちに寄り添うことで、結果的に収納率が大きく改善されない」という担当課長の言葉が印象的。この10年の宮崎市の収納率は市民税で92~93%。固定資産税は90%ほどで推移。 [mb]
太田市議会・総務企画委の視察1日目。宮崎市では生活再建型滞納整理として、税などの累積滞納者に対し納付相談・資産調査の中で多重債務に留意。弁護士への相談を促し弁護士事務所に担当者が同行。過払金の返還請求を行い返還された過払金を滞納額に充当する手法。足利市と同様です。 [mb]
太田市議会・総務企画委の視察。宮崎市の生活再建型滞納整理では、以前多重債務に陥り、弁護士に依頼して過払金を取り戻し、滞納も解消し多重債務からも抜け出して生活を再建できたという男性が、市役所にお礼に訪れたこともあったそうです。 [mb]
太田市議会総務企画委の視察。宮崎市の視察で印象に残ったキーワードは「滞納者の気持ちに寄り添う」と「生活再建型滞納整理」の2つ。長期化・深刻化する不況と社会保障の改悪・負担増、雇用破壊という現状を考えれば、収納率向上のために市民の生活を追い詰めてはならないということです。 [mb]
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太田市議会総務企画委の視察。宮崎市の公共事業コスト構造改善の取り組みは今年で15年目。2012年度までの4年間では、合計717億円の公共工事費に対し23億8500万円の工事費縮減を図ったそうです。すごいのは、24億円近い工事費縮減が低い落札率によるものではないことです。 [mb]
太田市議会総務企画委の視察。宮崎市の公共工事の落札率は92~93%ほど。公共工事の設計・事業費の積算をギリギリまで削ぎ落とすのではなく、あくまで技術的な創意・工夫を凝らす改善によって、工事費縮減を図り、今後もさらに縮減をめざすと担当課長は話してました。 [mb]
太田市議会総務企画委の視察。宮崎市の公共事業コスト構造改善は、1.民間の技術革新によるコスト改善。2.(当初建設費が高くなるとしても)施設の長寿命化で後年度負担の軽減につながる技術の活用。3.環境負荷の低減につながることで社会的コストの低減が可能技術の活用-の3本柱。 [mb]
太田市議会総務企画委の視察。宮崎市の公共事業コスト構造改善の取り組みについては、「一度導入した技術や手法でも、常に見直しも視野に入れ、元の技術や手法に戻すことも含めて検証を重ねる」という担当課長の言葉が印象的でした。 [mb]
太田市議会総務企画委の視察。宮崎市の公共事業コスト構造改善では具体的事例もうかがいました。事例1は、インターロッキングブロック舗装の改修は新設でなく、ブロックを撤去・清掃し再設置。 [mb]
太田市議会総務企画委の視察。宮崎市の公共事業コスト構造改善の具体的事例2は、歩道のバリアフリー化。一般的な透水性ブロックでなく、歩道半分は既設ブロックを再利用し、残り半分は樹脂系滑り止めカラー舗装。 [mb]
太田市議会総務企画委の視察。宮崎市の公共事業コスト構造改善。事例3は、校舎改修における、災害時の外部避難用階段の設置。本来なら1階から立ち上げるところを、一部は既存階段を活用。太田市でも実施してるはずですが、数値でわかるようにすることが大切です。 [mb]
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