社保庁職員/新年金機構への採用基準(5)

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社保庁職員
新年金機構への採用基準(5)


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新年金機構への採用基準(4)の続きです。

国家的詐欺行為


  TANNさんがいわれるように、社保庁の行為は年金保険料を支払ってきた人にたいする詐欺行為だといえます。同時に、それを許してきた内閣と国会にも責任があります。社会保険事務所と親密な関係にある首長、地方議員、地方公務員が見て見ぬふりをしていたかどうかは私には分かりませんが。


  年金記録の調査に数百億円とも数千億円ともいわれる税金が使われることについては、本来こうした「宙に浮いた」記録をなくすために、年金統合の際にすでに使うべき費用だったのではないかとも考えられます。もちろん、そのときに必要な体制をとって作業を行っていれば、今回ほど大規模な費用は必要なかったのかもしれませんが。


  それからTANNさんは、それでも法律上の問題で社保庁職員の雇用対策が必要でしょうかといわれていますが、その点については、すでに書いたコメントの3、4で強調した「二重処分」の問題があります。また5で重要視した「失業者をこれ以上出さない」という観点も大切だと思います。さらには、6でやはり強調した「民間の深刻な雇用情勢と、現在、解雇、雇い止めにならずにいる人たちに起こっている『サービス残業、長時間労働、有給も取得できない』などといった問題をただすどころか、ますます拍車をかけることにつながる」という観点から、やはり私は、今回の社保庁の新年金機構への採用基準はただちに見直す必要があると考えています。


許されない
現場職員への責任転嫁

  今回の問題では、「消えた年金」では職員も含めて社保庁に責任があるから、採用基準はこのままでよい
とするなら、「消えた年金」の責任をすべて現場の職員に転嫁することになってしまいます。本来責任があるのは管理監督者です。もちろん、どの職位にある管理職までその責任を追求すべきかという議論もあるかと思いますが、しかし重要なのは、本質的・根源的に責任を負っているのは管理監督者である社保庁、厚労省、政府という政府機構であるということです。

  以上、長々といろいろ書きましたが、今回の問題に限らず、どんな問題でも何でもご意見をお寄せいただきたいと思います。議論のなかで、意見の一致が生まれることもあるでしょうし、またすべてで一致することはできなくても、部分的にでも一致点を見いだし、一緒に何かできることもあると思います。


  これからも、よろしくお願いします。

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この記事を書いた人

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • 貴重なお時間を頂き、ありがとうございます
    TANNです。

    私のつまらないTBのために、貴重なお時間を割いて頂くことになり、申し訳ありません。 そして本当に有難うございます。

    水野さんの記事を読ませていただき、もう一度自分の考えを整理してみました。 本コメントのリンクURLの記事にその考えを書きました。

    これ問題について、互いにこれ以上時間を割くことは建設的ではないと思います。 

    今日Asahi本生を飲んだ、とか言った気楽な記事も書きたいですし。

    本件については、丁寧な対応を頂き本当に有難うございました。 今後とも私のブログを除いていただければ幸いです。 

    有難うございました。

  • TANNさんへ
    こちらこそ、ありがとうございます。たしかに、お互いに説得しあっても仕方がないですね。
    でも、TANNさんとは、よい議論ができたと思います。

    「政治に感情的になっても良いのではないだろうか」というブログのタイトルには私も賛成です。

    1947年にマッカーサー(GHQ最高司令官)が、全国規模で計画されていた「2.1ゼネスト」に中止命令を出したことがありましたね。
    (私は学校で習っただけですが)

    たしかに、国民は、もっとみずからの生活を守るために、政治に怒りを表したほうがよいと思います。もちろん非暴力でですが。

    でも、いまの日本国民のなかにも、政治にたいする怒りも含めて、様々な想いを具体的な行動で表している人は確実に縫えていますよ。

    例えば“9条”を守る大集会とか、横須賀での3万人規模の核兵器反対集会とか、雇用の問題では、労組を立ち上げたり、労働局に申告したりして非正規切りを撤回させたり…というように、立ち上がる国民は確実に増えています。あまり、マスコミは報道しませんが。

    私たちも、こうした国民の運動を励まし、支えるために、これからもがんばりたいと思います。

    議員というものは、実は最初から何でも知っているわけではありません。
    何かのきっかけで、色々調べて、ひとつひとつ身につけて、力にしているのが現実です。今回の件も、TANNさんのトラックバックをきっかけにして私も色々と勉強させていただきました。

    いまでも、今回の件でも、それほど詳しくなったというわけでもありませんが、でも、TANNさんのおかげで勉強することができました。

    ありがとうございました。
    これからも、たびたびTANNさんのブログを覗いてみたいと思います。
    私のブログもぜひ覗いていただけたらありがたいと思います。
    これからも、よろしくお願いします。

  • 国家的サギ
    こんばんは。
    水野さん初め皆さんのコメントを読まずにタイトルのみ読んでのコメントです。
    最初にそのことをお断りしておきます。
    後日、時間をとりユックリ熟読させて頂きます。

    早い話、年金は労働者たる国民の貯金です。
    その貯金を粗雑に扱う組織。
    許す事ができません。
    断じて、再雇用させるべきではないと思っています。
    普通の知識があれば、出鱈目の作業をしている事は保険庁の職員の方達は分かって居た筈です。
    データ入力して読み合わせなどのチェックをしないなど、民間では考えられない出鱈目です。
    これが民間の銀行で労働者の預金が幾らされたかのデータが出た為だと言う銀行などありません。
    個人的には全体責任は大嫌いですが、この国民の資産を浪費して出鱈目の処理をした職員全員を再雇用すべきではありません。

    二重処分に当たるといってますが、犯した罪に見合った処分がなされて居ないと思うのが国民感情だとおもいます。
    いわんや、国民感情で無いとしても、私はゆるせません。
    犯した過ちに見やった罰を受けなければ、再度同じ事は繰り返されます。
    こんな国家を次を担う青年達が信じることが出来るとおもいますか。

    次の世代に責任を持てる社会である事を願います。

  • 原村さんへ
    コメントありがとうございます。
    やはり、原村さんもTANNさんと同様のお考えのようだと思いました。
    たしかにお怒りはごもっともだと思います。私も“国家的詐欺行為”と書いているように、その点ではお二人と同じ意見です。

    しかし、職員の採用というのは、別に考えるべきだと私は考えています。
    その理由は、TANNさんのご意見にたいする私の考えをコメントやブログの記事にかいてあります。
    ご理解いただければ、ありがたいと思います。仮に、ご理解いただけないとしても「こういう考え方もあるのだ」というように受け止めていただければ、ありがたいと思います。

    「次の世代に責任を持てる社会である事を願います」というご意見は、私も同感です。年金に限らずですが。

    年金についていえば、こんなありさまでは、保険料の納付率が6割を割り込んでいるのもうなずけます。これでは「信頼して加入してくれ」というほうに無理があると思います。

  • 次の世代が
    こんばんは。

    水野さん初め次の時代を担う世代の納付率が低い事は、国の年金制度に対する不信感からです。
    すなわち、この年金を管理している社会保険庁に対する不信からです。
    こんな出鱈目を行う職員が罰せられる事も無くノウノウト怠惰な勤務と続けて高給を食んでいるからです。
    年金受給者が貰うべき原資となる納めたお金が、保険庁の職員の福利厚生と言う名の下に諸々のくだらない備品に化けています。
    仕事はしない、しても出鱈目、納めたお金は掠め取る、これでは若い方達は信頼してお金を納めて老後を託す事が出来ません。
    なんな集団を再雇用しろと言うのが可笑しい事ではないのですか。

    共産党を初めとする政党の問題ではありません。
    フェアーの社会を構築するにはどうすべきか、今年金を支えて働いている世代、これからより多くの老人を支えなければならない青少年に対して、社会保険庁が行って来た事を正当化できる政党はないと思っています。

    絶対に一人たりとも再雇用を認めるべきではありません。
    政党を支える支持集団であるとか無いのは無しではありません。

    本人に咎も落ち度も無く、解雇された路頭に迷う時代です。
    社保庁の職員達は、薄々とは気がついていたはずです。
    自分達の行っている事が後日重大な問題を惹起することを。
    なのに、善良なる注意義務を怠って来た責任は重大です。

  • 原村さんへ
    お怒りは、たしかに、ごもっともだと思います。

    その点は私もまったく同感です。しかし職員の採用については、すでに書いたブログの記事のとおりです。

    「こういう考え方もあるのか?」と受け止めていただければ、ありがたいと思います。

    また覗いていただきたいと思います。
    今後ともよろしくお願いします。

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