生活保護母子加算の復活を
国会内 母親らが緊急集会
2009年6月19日(金)付「しんぶん赤旗」より
1ヵ月以上前の「しんぶん赤旗」の記事ですが、お知らせします。
生活保護の母子加算の復活を求める緊急集会が6月18日、国会内で開かれ、母子家庭の母親ら関係者130人が参加し、切実な声を上げました。
社会保障審議会福祉部会の生活保護制度のあり方に関する専門委員を務めた静岡大学の布川日佐史教授は、同委員会での議論について「母子加算については廃止という提言はしていない。検討を続けるべきだという結論だった」と指摘。「間違った根拠と手続きをもとに廃止したのだから、さかのぼって復活し、検討を再開すべきだ」とのべました。
3人の子どもを育てる母親は、子どもたちがぜんそくや発達障害で通院。上の子の高校入学と下の子の中学入学が重なったときは、制服、カバン、体育用のシューズなどすべてを買いそろえることができなかったことなどを訴えました。自身もうつ病のためフルタイムで働けないが、母子加算がなくなったため、やむをえず薬を増やしてもらって、働く時間を増やしていると語りました。
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員、紙智子参院議員、民主、社民両党の国会議員が参加。高橋、紙両議員は、当事者の声を国会に反映させて母子加算の復活に向け奮闘する決意を表明し、参加者を激励しました。
野党4党は生活保護の母子加算を復活させる改正案を参院に共同提出しています。
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コメント
コメント一覧 (4件)
うちも…
3歳違いで高校・中学の入学がかぶるので今の生保のあり方じゃ現段階でそれに直面している人は厳しいだろうなと、想像だけですが思いました
うちの保育園の準備だけでも2人で4・5万は軽くかかっています
保育園は布団だって必要だし、着替えだって天気が悪くて洗濯物がかわかない事を考えたら余分に用意したりしなければならなかったです
備品など保育園で指定されて買い揃えなければならない物などもありましし…
学校などに行くようになれば最低限学校で用意してと言われる分の助成か母子加算は必要なんじゃないかなと、この話を聞く分では思います
“してあげられない”っていう環境は、本当に心労にも繋がります…
生きた政治
箱物を作り建築会社と天下り先を増やすより、
この様な生きたお金を使って欲しいですね。
頑張ってください。
生の声を政治の場に
Annさんへ
生活保護の母子加算復活を求めての第2回集会の記事をブログにUPしました。ぜひ、お読みください。
Annさんのような生の声を国会に届けるために、がんばります。ひきつづきご支援をよろしくお願いします。
生きたお金/生きられる政治
原村さんへ
コメントありがとうございます。
原村さんのおっしゃるとおりです。
「生きたお金を使った生きられる政治」に転換するため、何としても今回の総選挙は勝たなくてはなりません。
自民・公明、民主と日本共産党の違いを、ぜひ、ご理解いただきたいと思います。
どうか、みなさんのお力で、日本共産党の議席を大きく前進させていただきたいと思います。ご支援をよろしくお願いします。