憲法音頭――1947年5月3日発表――政府がつくった憲法の歌
無料法律・生活相談会(携帯HP)
日時、会場など詳細はこちらから
全労連・労働相談ホットライン(携帯HP)
【秘密厳守・相談無料】
あきらめないで、今すぐ電話を!
日本共産党中央委員会(携帯HP)
景気悪化打開、派遣切り、期間工切りなど雇用問題、その他暮らしにかかわるあらゆる政策はこちらから
酒井宏明 国会議員団群馬事務所長(携帯HP)はこちらから
あなたもやってみませんか? だれもが人間らしく生きられる世の中に(携帯HP)
「こんな社会おかしい」「平和な世界を」──あなたの思いを日本共産党といっしょに実現しませんか?
ケータイやパソコンでできることから、いっしょに行動することまで。世の中をかえる活動にいっしょにとりくみましょう。
[憲法] ブログ村キーワード
[平和運動] ブログ村キーワード
憲法音頭
1947年5月3日発表
政府がつくった憲法の歌
BlogPeople「ニュース・一般」ブログランキング投票ボタン
blogram ランキング参加中!
にほんブログ村
↑↑↑↑↑↑↑
ランキングに参加しています。
よろしければ、ぜひクリックをお願いします!
5月3日、群馬音楽センター(高崎市)で開かれた「第25回憲法記念日集会」(同実行委員会主催)で、「憲法音頭」という歌があることを知りました。
「憲法音頭」は、1947年5月3日、日本国憲法施行の日に発表されたそうです。作詞は佐藤ハチロー、作曲は中山晋平で、「憲法普及会」の依頼によるものでした。
では、この「憲法普及会」とは、どういうものだったのかというと、一応「半官半民」ではありましたが、実質はGHQの後ろ盾によってできた政府色の濃い顔ぶれとなっていました。
当時の政府は憲法を普及した
「憲法普及会」の構成は、貴族院・衆議院の議員が評議委員となり、評議委員の中より理事を選出し、別に政府、学識経験者、及びマスコミ界からの人物も加え、最高決議機関である理事会を構成し、さらに理事の互選により選出した常任理事による常任理事会を設けて執行機関としていました。会長は、1946年(昭和21)より憲法改正特別委員会委員長を務め、1948年(昭和23)に総理大臣に就任した芦田均でした。
つまり、当時は政府も憲法を普及したということです。
いまの政府は憲法改悪推進
ところが、いまの政府は、来年5月18日に「憲法改正」(中心は9条改悪)のための国民投票法を施行し、2年後には自民党が「憲法改正」のための“国会発議”を行おうと、独自の「憲法改正草案」まで準備しているほどです。
いま世界からますます注目されている「日本国憲法」を守り抜くため、「憲法守れ!」の声をより広範な国民多数の声とするため、もっともっとがんばらなくてはと、あらためて、その想いを強くしました。
憲法音頭の歌詞をご紹介します。
憲法音頭
作詞 サトウハチロウ
作曲 中 山 晋 平
おどりおどろか チョンホイナ
あの子に この子
月もまんまる 笑い顔
いきな姿や 自慢の 手ぶり
誰に遠慮がいるものか ソレ
チョンホイナ ハ チョンホイナ
うれしじゃないか ないか
チョンホイナ
古いすげ笠 チョンホイナ
さらりとすてて
平和日本 花の笠
とんできたきた うぐいすひばり
鳴けば希望の 虹が出る ソレ
チョンホイナ ハ チョンホイナ
うれしじゃないか ないか
チョンホイナ
青葉若葉は チョンホイナ
都に村に
小風そよ風 この胸に
好いた同志が ささやく若さ
広い自由の 晴れた空 ソレ
チョンホイナ ハ チョンホイナ
うれしじゃないか ないか
チョンホイナ
そんじょそこらに チョンホイナ
ちょとないものは
春の桜に 秋の菊
雪の富士山 海辺の松に
光りかがやく 新憲法 ソレ
チョンホイナ ハ チョンホイナ
うれしじゃないか ないか
チョンホイナ
※憲法音頭
↓
⇒クリックすると、歌詞(全文)と譜面が掲載されていて、演奏も聴けるページにジャンプします。
よろしかったら、ご視聴ください。
※GHQ
日本を占領した連合国軍総司令部(General Headquarters)の略称。初代最高司令官はダグラス・マッカーサー。占領政策を推進し、戦後の日本の民主改革に一定の貢献をしました。対日講和条約(サンフランシスコ条約)の発効とともに廃止されました。
※対日講和条約
現在、一般的には、サンフランシスコ条約と呼ばれています。
第二次世界大戦の終結と国交回復について日本と連合国との間に結ばれた条約です。1951年9月サンフランシスコで調印、翌年4月28日発効され、占領が終結。米ソ対立を背景に日米安全保障条約が同時に調印されたことなどから、連合国55カ国のうち初めは48カ国だけが参加し、全面講和にはいたりませんでした。そののち中国国民政府(台湾)・インド・ビルマなどとも条約に調印しました。
コメント
コメント一覧 (6件)
憲法音頭
情報ありがとうございました。
こちらの憲法音頭は終戦後間もなくですから、
多くの希望を与えたことでしょうね。
その同時の人達の気持ちを後世へ引き継ぐことが、
大切だと思います。9条を守る会もどんどん広がり、
今は60%以上の人が、そう思うようになって
きているようですね。
summerlakeさんへ
コメ、ありがとうございます。
サトウハチロウ氏は、きっと、「とにかく、これからは、誰にも遠慮なくものが言える」「広い自由が手に入った」ということを強調したかったのではないかと、この歌を聞いて当時に思いを馳せました。
9条の会もいまは7,000を超えましたしね。
もっともっと「守れ」の声を広げれば、そうすれば、きっと守りきれると思います。
みんなでがんばりましょう
やっと出会えました
話には聞いていた憲法音頭、本当は、群馬で直接聞ければよかったのですが。
憲法制定当時は、こうした歌が受け入れられたように、押し付け憲法などという意識は、一般の国民にはなかったのでしょう。
悲惨な戦争の後の後にやっと生まれた憲法を、しっかり護らなくてはと思いを新たにしました。
トッペイさんへ
全国で、憲法音頭・盆踊りができるといいですね。
私も地元で広げたいと思います。
聞けば聞くほど、耳になじんできます。
みんなで広げましょう
リバイバルを
憲法音頭、久しぶりに聴きました。
来年5月までにこの曲、リバイバルでみんなに浸透するよう考えてみたらどうでしょうか。
運動には歌がつきもの、必要ですから。
かつては政府が奨めていたもの、その変質ぶりも伝わりますから。
photoさんへ
コメントありがとうございます。
やっぱり、もうご存知でしたか?
そうですね。来年5月には、国民投票法が施行されますからね。
リバイバルいいですね。
今年の夏はこの歌で盆踊りもできるようにしながら、来年5月までに、全国でこの歌をどんどん広げたいですね。