公務員給与カット
景気回復に逆行
公務員の給与削減に、なぜ共産党は反対するのかというご意見をたびたびいただきます。これまでにも、こうしたご意見にはできるだけていねいにお答えしてきましたが、総選挙とも重大な関係がありますので、あらためて、記事をおこすことにしました。
日本共産党が公務員給与の削減に反対する理由は、大きく3点あります。
賃下げスパイラル
まず第1の理由は、それが民間給与の引下げにつながり、民間給与の引下げが、さらに公務員給与を引き下げるという果てしない“賃下げスパイラル”の加速につながるからです。
実際に、今年5月の人事院臨時勧告による国家公務員の夏季一時金0.2ヵ月削減は、全国の地方公務員の夏季一時金にも影響を及ぼしています。さらにその影響は、その後の民間中小における夏季一時金の妥結にも波及しました。
国民春闘共闘集計(7月17日)によると、民間の夏季一時金は月数では公務員並みの0.2月減となりました。
※次の記事に続きます。
コメント
コメント一覧 (2件)
同じようなことを言う人がいるのだなあ、と
ザ・選挙政治家レポートを見て、同じことを言う人が、とクリックしました。
他の政党でこれだけ言う人がいるのだろうか、と期待して。来てみて、「なあんだ」とがっかり(笑)。なかなか他の政党じゃ言えませんよね。
複雑な…
コメントありがとうございます。
こういう記事を書くと、賛成、反対両方のコメントをいただきます。
そもそもこの記事も、「今回のマイナス人勧に反対」の記事を書いたときに、私の記事の趣旨を疑問視するコメントをいただき、そのコメントにたいする私の意見として書いたものです。
だから、「ひとみ」さんからコメントをいただいたときも、読む前に、「賛成かな?反対かな?」と考えながら読みました。
そしたら、おんなじ党だったんですね。
ちょっと、うれしいような、がっかりしたような、なんだか複雑な気持ちです。
同じ党員にも見てほしいのですが、やっぱり、党員じゃない人に理解していただいたうえで賛成してほしいですからねぇ。
総選挙、がんばりましょう!!