7日夜、おおた派遣村の公園巡回が行われ、私も参加しました。
私とは別のコースで巡回に出た人たちが、西新町の公園で寝泊りするホームレスの人たちから、「自分たちはいいから、この人(仲間のホームレス)を助けてくれないか」と相談を受けました。
救急車で病院に
翌日、太田協立病院の職員・看護師など派遣村の人たちがその公園に行くと、そのホームレスの男性は衰弱して治療が必要と思われたことから救急車を呼ぶことに。すると仲間のホームレスの人たちから「実はもう1人いる」と打ち明けられました。
2人一緒に救急車で搬送された太田協立病院では、1人は栄養失調から入院が必要と思われ、もう1人は全身が真っ赤になっていることから、まず別の皮膚科で治療を受けてから、今後の治療方針を決めることになりました。
市も機敏に対応
治療は生活保護で
私は朝一番で、派遣村の人たちと連絡を取りながら、生活保護を前提に対応するよう市社会支援課(生活保護担当課)に要請。同課もこの要請に機敏に対応し、今回のホームレスの2人は、入院・治療費や今後の生活も含めて生活保護を前提に対応することになりました。
最後のセーフティネット
今回のように救助が必要な人たちは、まだまだたくさんいるのではないかと思われます。同時に、こうした人たちは、どうすれば助かるのか、その方法が分からずにホームレス生活を続けているのではないかとも考えられます。
こうした人たちの“いのちとくらし”を守ることができるのは、やはり“最後のセーフティネット”といわれる生活保護しかないのが現状です。
派遣村の取り組みは、大きな意義をもつものだと改めて痛感しました。
コメント
コメント一覧 (2件)
透明なこと。
初めまして。
県外から失礼いたします。
救急車で運ばれたお二人は
治療を受けられたということで安心いたしました。
政治というのは大変難しく語られているし
議員の方々が、実はどんな活動をなさっているか
小さな事をこうして知れることのほうが
私などには大変身近に感じることが出来ます。
日々の暮らしの中の靄が
少しだけ晴れるような気持ちになりました。
このブログに偶然にも出会ったことで
私も私の住む街の議員の方のブログにも触れてみたいと思えました。
沢山の人々の立場、状況で望まれる部分も数多いと思いますが、
僅かずつでもより良くなるような活動を、これからもなさって行かれます事をお願い致します。
その為にご自身も無理をなさらず
ご活躍をなさいますよう。
難しさと不透明さだけが際立っているように思えていました。
けれども、違うんですね。
春の雨。さんへ
コメントありがとうございます。
急救急車で運ばれた2人のことで、今日、「しんぶん赤旗」記者と一緒に市社会支援課で経過を聞いてきました。
担当の課長補佐によると、2人とも、生活保護で対応するため、その準備を進めているとのことです。1人は県外に家族がいることが分かり、その家族に市の担当者が連絡を取り、もう1人も、市内に住民票があることが分かったそうです。
2人とも、治療経過をみながら、生活保護決定のための調査と準備を進めるとのことです。
担当の課長補佐が言った「生活保護が必要な人がいなくなるような世の中になってほしい」という言葉が強く印象に残りました。
政治というものは、特別なものではなく、毎日の仕事、学校での勉強、そして台所と直結しているもので、まさしくくらしに密接なかかわりのあるものだということを、たくさんのみなさんに分かっていただきたいというのが私の率直な思いです。
そして、いまの政治のどこをどう変えて、日本が進むべき進路をしっかり示してるのが日本共産党だということをたくさんのみなさんに知っていただきたいと思います。
衆議院の解散・総選挙は目前です。どんなに遅くても、衆議院の任期が満了する今年の9月10日までには必ず解散します。
この選挙で、日本共産党の議席を大きく前進させていただければ、必ずいまの政治を国民のためのものに変えることができます。
どうか、日本共産党に、みなさんのご支援をお願いしたいと思います。