今日の太田市9月市議会。
私の一般質問も終了しました。
50分の質問時間内(答弁含めて)で、公契約・入札改善、障がい者施設の増設・定員増と障がい者雇用の拡大を求めました。
言うべきことは言いましたが、満額答弁とはなりませんでした。
公契約・入札改善
公契約・入札改善では、私の提案項目のいくつかに市長は、「興味深い」としながらも、「入札監視委員会に投げかけて結果を待つ」と答えました。
消極的ではあるものの、一定程度は必要性を感じたようです。
また、昨年12月議会の私の質問を受けて取り組みをはじめた、市発注公共工事での市内業者への下請発注や市内業者からの資材調達の推進では、「いままで(市に)欠けていたものもある」と答弁。
私が求めた受注業者への文書指導や実行確認のための業者にたいする報告書提出の義務づけは、「検証・確認は必要」と答えました。Z
●公共工事の品質確保と賃金保障のために-公契約条例を2010年2月11日/本ブログ
障がい者施設の
増設・定員増
雇用の拡大
障がい者施設の定員不足から、太田高等養護学校の来春の卒業予定者の進路のメドがたたない問題では、私は施設の増設・定員増と雇用機会の拡大を求めました。
市長は、「これまで、いろんな市内企業に働きかけてきたが、ようやく(太田)高等養護(学校)の子どもたちを雇用してくれる企業が見つかった」と答弁。
「(スーパーを経営する)フジタコーポレーションが、かなり大量に雇用してくれることになったと、(太田)高等養護(学校)から連絡をもらっている」とし、「『いっちょう』という居酒屋も経営しているので、スーパーや居酒屋の清掃や食品廃棄物を処理する仕事につくことになる。来年と再来年の卒業生までは大丈夫と思う」と答えました。
同時に市長は、「就職できず施設通所が必要な子どもたちの場合は、施設を増やさなければならないが、市では無理で民間の力を借りることになる」と答弁。
私は、施設の増設・定員増は、具体的に実現できるよう市が働きかけることが重要と強調。
民主党政権が障がい者自立支援法を継続する動きも見せているだけに、施設経営を脅かす悪法が続く可能性を考えても、施設建設と運営のための財政支援も必要と指摘しました。
市長は明言を避けましたが、財政支援が必要なことは明白です。
公契約・入札制度の改善も含めて、障がい者施設の問題でも、今後もあらゆる機会を通じて、建設的提案を続けます。
市長!よろしくお願いしますよ!
※質問と答弁の概要は、後日掲載します。
もうしばらくお待ちくださいますよう、よろしくお願いします。
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