今日7日の議会視察の2つ目はやはり春日市(福岡県)の「奴国(なこく)の丘歴史資料館」です。
同館は、春日市内の遺跡から出土した埋蔵文化財や、昭和初期の農具など民俗資料を展示・収蔵しています。
また同館のある「奴国の丘歴史公園」は須玖岡(すぐおか)本遺跡の一部であり、甕棺墓(かめかんぼ)を発掘された状態でみることができます。
建設費は10億円とされますが、ただ展示・収蔵するだけの施設ではなく、出土した文化財の洗浄室など作業スペースもあります。
太田市には現在発掘中の天良七堂遺跡や、そのほかにも多数の文化財が出土する地域があるだけに、いますぐにというわけにはいきませんが、今後こうした施設も計画的に建設しなければならないと思います。
ただ、春日市教委文化財課によると、維持費は人件費を除いて年間1800万円ほどとされます。
こういう深刻な経済情勢のもとでは、やはり慎重さも求められると思います。
みなさんは、どう思われるでしょうか?
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