危険な切土・盛土規制は 待ったなし

 6月議会の一般質問では、現在、国が検討している盛り土・切り土規制について概要を確認しました。
 都市政策部長は、今年5月27日に公布された宅地造成・特定盛土規制法によって、宅地、森林、農地などにかかわらず、危険な盛土を全国一律の基準で規制するものと答えました。さらに同部長は、今後は国が盛土などに伴う災害防止に関する基本方針を策定し、知事などが規制を実施していくことになるので、市は今後の動向を注視していくと答えました。

東金井の違法伐採
造林命令を履行せず


切土・盛土によってできた斜面の端
(2021年9月5日撮影)

 

切土・盛土によってできた斜面にある亀裂
(2021年9月5日撮影)

 

切土・盛土によってできた斜面
(2021年9月5日撮影)

 

切土・盛土によってできた斜面の全景
(2021年9月5日撮影)

 質問では、東金井の森林での違法伐採に対して市が出した造林命令の履行も確認し、違法伐採者が自ら市に提出した、今年3月末までの1,711本の植林という計画を完了していなかったことを明らかにしました。その後、指導を引き継いだ県が桜812本の植林を確認し、今も植林が継続中であることを確認しました。

 質問ではさらに、東金井の違法伐採では切土・盛土によってできた斜面に複数の亀裂があったこと、その斜面の真下には複数の民家があることも強調しました。

 その上で、農政部局では危険な切り土・盛り土には対応できない限界があり、国の規制も今後強まるものの、市も必要な規制と規制適合のための補助を行う条例が必要と指摘しました。市長は、規制適合のための補助は考えていないと答えました。

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