公共交通の充実・介護保険の負担軽減を‐太田市3月議会で石井市議が論戦
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●市議団news/No4/2020年3月29日号
おうかがい市バス 乗車対象の縮小中止を
市は4月から、1人暮らしで移動手段のない高齢者を対象に、通院支援として月1往復の利用が可能なタクシー券を交付(年24枚)し、買物支援として週1回の利用が可能な相乗りタクシー(無料)を運行する計画です。
日本共産党の石井ひろみつ市議は、おうかがい市バスの対象者が70歳以上に変更され、玄関から玄関への「ドア・ツー・ドア」方式に変わり、料金が地区内200円、地区外300円に上がるとともに、福祉交通費助成金の受給者が対象外となる問題を是正するよう求めました。
市長は、福祉交通費助成の受給者は、申し出があれば乗れるようにしたいと答弁。しかし公営住宅の入居者など自宅玄関前までバスが乗り入れられないにも関わらず料金が上がる人への対応には、明言を避けました。
介護保険料・ホテルコスト、グループホームの負担軽減を
石井市議はまた、介護保険料を2018年度に総額5億円、平均15%値上げしながら、基金は17年度末の7.7億円から19年度末見込みで7.8億円と積み増しが見込まれることを明らかにし、基金を活用しての保険料引き下げを求めました。
さらに石井市議は、特別養護老人ホーム(特養)などの食費・居住費(ホテルコスト)負担の矛盾を指摘。年金年額が80万円を1万円超えるだけで、年金年額が80万円以下の人より月1万円も負担が増える問題を解消するため、市が軽減するよう要求。
グループホームの入居者には、特養のような応能負担の制度がないことも指摘し、横浜市のようにグループホーム入居者に家賃・水光熱費の助成を行うことも求めました。
市長は、介護保険料の引き下げには応じようとせず、市が特養のホテルコスト負担を軽減することはできないと答弁。グループホームの家賃・水光熱費助成についても、「どこかがやっているからといって、太田市でやることはない」と答えました。
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