生活保護‐部屋探し‐15人の住居が決定(1)
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生活保護――部屋探し
15人の住居が決定
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6月28日のおおた派遣村の開村以前から相談を受けた人たちのなかで、ホームレスとなっていて生活保護を申請した人は15人。このうち生活保護が決定した人はまだ3人しかいませんが、一昨日28日で、ようやく15人全員の住居が決まり、引越しがすみました。
住居確保は市の責任
生活保護法では、生活保護を申請した人の住居は、生活保護の実施機関である市が確保しなければなりません。しかし市にそれを求めると、申請者の調査・決定が遅れてしまうとして、申請者の住居は、私やおおた派遣村が見つけるよう、市当局から求められています。
そもそも論を議論しても、結局、住居が定まらずに申請が却下されてはしかたがないことから、ありとあらゆる結びつきを生かして部屋探しを続けてきました。
大家さん、不動産屋さんが協力
私たちの気持ちやホームレスの人たちの境遇を理解し、協力してくれる大家さんや不動産屋さんがいます。生活保護の決定を前提に、大家さんに入居時の費用を立て替えてくれる不動産屋さん、生活保護で家賃として支給される保護費の上限(太田市は3万700円)まで家賃を下げてもらえるよう、大家さんに頼んでくれる不動産屋さんと理解してくれる大家さんがいます。
こうした人たちの善意に支えられて、生活保護を申請した15人のホームレスの人たちの部屋を確保することができました。重ね重ね、心からの感謝とお礼を申し上げます。
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