賃金/労働条件――民間を基準に公務員の水準を決めるべきではありません
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賃金/労働条件
公務員の水準
民間を基準にすべきではありません
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「公務員の労働条件は民間を基準として決定すべき」というご意見を原村さんからいただきました。
そこで、2009年4月15日(水)付「しんぶん赤旗」記事「明日への視点/『新自由主義のわな』外すには/人件費と人権費」を引用して、私と日本共産党の考えを書きたいと思います。
この記事は、社会的なルールや計画性を軽視する「新自由主義」市場経済の《自己矛盾》をケインズ経済学の言葉から引用して「新自由主義のわな」とし、その「わな」から抜け出し、まともな雇用の確保と日本経済の建て直しをどうはかるかについて書いたものです。
公務員と民間の労働条件の関係について書いたものではありませんが、参考になると思います。
民間の労働条件がどうやって決まっていくか、その決められ方のどこが問題なのかを分かりやすく解明しています。
新自由主義が問題視される以前から、日本の場合は、同じ資本主義でもヨーロッパと比べてあまりにもルールがなさ過ぎることを日本共産党は指摘してきました。
まともな雇用の確保
公務員の労働条件を守ってこそ
民間の労働条件は、その決められ方に大きな矛盾と問題があります。そうした問題があるからこそ、民間の労働条件は「公務員準拠」とされている“はず”なのです。
ですから、民間を基準に公務員の労働条件を決めるようになると、果てしない賃下げ・労働条件悪化スパイラルに陥っていくことになります。
日本経済の建て直し
まともな雇用のルールづくりから
日本のGDPの6割は個人消費といわれます。その個人消費の大きな土台となっているのが、国民の7割といわれる労働者です。労働者の賃金を保証することが日本経済の建て直しの特効薬ともいえるのです。
私のブログの以前の記事に、「非正規労働者の正規化と有給休暇の完全取得、サービス残業根絶で経済効果24兆円」という「労働総合研究所」の試算を掲載してあります。そちらも、ぜひお読みいただきたいと思います。
なお、関連記事として、2009年3月17日(火)付「しんぶん赤旗」記事「春闘大詰め/不況の打開に賃上げも雇用も」、2009年5月6日(水)付「しんぶん赤旗」記事「雇用の海外流出防止へ/多国籍企業に課税強化/租税回避地利用も規制 米大統領が方針」も、ぜひお読みいただきたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
あまり関連性のないコメントですが
今後日本がどんな国になっていくのか分かりませんが、多くの人が身体を張ってする仕事から、頭を使って付加価値を自ら作り出す仕事に就く人が増えることを願っています。
そこで、問題になるのが教育です。 エンジニアや科学者がベターとは言いませんが、これらの仕事は何も無い空間に、新たな価値を産み出す仕事ができます。 当然給与も比較的高額になります。
今日まである大工場の改修工事の仕事をしてきましたが、身体を使って仕事をしている人達を見てきました。
単なるオフィスワーカーと違って、価値を産み出す仕事に就く人を増やすこと将来の日本にとってとても重要なことと思います。
問題は小中高の算数と数学と国語をどれだけ理解させて卒業させるかだと思っています。
せめて、日本人の平均的な知的レベルが高校で履修する科目で全員80点は取れるだけの知的レベルでそろえば、少しは労働形態も変わるのではないかと思っています。
就業訓練と言うと、ガテン系が多いわけですが、大学の教育をもっと気楽に受けられるようにすべきではないかと思い続けています。
日本の国公立大学の入学金や授業料が無料になれば、特に理系が、少し日本が変わるような気がするのですが。
共産党には申し訳ありませんが、民主党の鳩山代表、管副代表が大学が理系であることには期待しています。
年金問題や雇用問題の根っ子は、国の教育制度と負担に大きく関わっていると思っています。
若い人たちに高校までに習ったことが、社会でどれだけ使い道があるかを教えられる教員が少ないこともも問題だと思っています。
長文のコメント申し訳ありません。
モノづくりと理系
TANNさんへ
コメありがとうございます。
たしかに、体を使うモノづくりには、理系のエンジニアは欠かせないですね。同様に、エンジニアだけでもモノはつくり出せません。あたりまえですが。
新たな価値を生み出すことができれば、それだけ人間の暮らしも豊かになると思います。生み出した“新たな価値”を活用して新たなものがつくられ、その流通が拡大されることによって、幸せになる人が増えていく…理想の社会をつくるための重要なファクターでと思います。
日本共産党は、未来社会(社会主義・共産主義=党中央HPの綱領をぜひご覧ください)のキーワードは「生産者が主役」としています。この「生産者」とは、単に生産現場で働く人=肉体労働者ではありません。「モノの生産にかかわるすべての人」のことです。人間社会は経済抜きには論じられません。経済は、やっぱり生産が原点ですから、「生産者が主役」と考えるわけです。
ただ、まあ、「エンジニアがいるからモノがつくれる」のか「生産現場の労働者がいるからエンジニアの技術が活かされてモノがつくれる」のか、そのどちらでもないと私は思うのです。
何が言いたいのかといえば、エンジニアも生産労働者もどちらも必要かつ大切だと言いたいのです。さらに言えば“商品”は流通してこそ“商品”ですから、流通業界で働く労働者も大切ですが…。
そして、新しい技術は、基礎的研究や基礎的技術の蓄積の上に生み出されていくのだと私は思います。
そして私も、そこで問題になるのが教育だと思います。
大学の教育をもっと気楽に受けられるようにして、日本でも国公立大学を無料にすることは賛成です。様々な観点からそうすべきだと思います。
民主党の鳩山代表、管副代表が大学の理系出身なのは、私は知りませんでしたが、政治家として大事なのは、「いままで何を考え、何をやってきて、これからにどう活かそうとしているのか」ということだと思います。理系出身というだけで期待されるのは、気持ちは分かりますが、やっぱり、政治家として大事な点は何かを、ぜひ考えていただきたいと思います。
年金にしろ、雇用にしろ、経済政策にしろ、問題の根本にはやっぱり教育があると私も思います。
勉強の面白さや大切さを、しっかり、こどもたちに伝えられる日本の教育をめざしたいと思います。