2014年を迎えました。
昨年の参院選では、日本共産党は多くのみなさんからご支援・ご支持をいただき、比例代表選挙での「5議席絶対確保」の目標を達成し、東京、大阪、京都の3選挙区でも議席を獲得して、改選前の3議席から8議席に大躍進することができました。
参議院では非改選と合わせて11議席となり、議案提案権を得ることもできました。
この議案提案権を行使して、すでにブラック企業規制法案も提案し、賃上げと安定雇用の拡大で国民の所得を増やして不況打開をはかることを政府に求めています。
ところが安倍・自公政権は、不況打開に逆行する4月からの消費税増税を決めるとともに、大企業にはさらなる減税と不要不急の大型公共事業推進というバラマキまで決め、原発の再稼働とともに海外への原発輸出、社会保障の改悪・負担増やサービス残業の合法化、解雇自由化、派遣労働の無制限の拡大まで行おうとしています。
さらに安倍・自公政権は、国民の食料と食の安全、命を守る社会保障も地域経済を守る施策も労働者の権利を守るルールも、食料主権も経済主権もアメリカの儲けのために売り渡すTPPへの参加交渉にしがみついたままです。
安倍・自公政権の暴走はこれらにとどまらず、日本の防衛とはいっさい無関係の、イラク戦争やアフガン戦争のようなアメリカの起こす不正・不義の戦争に加担するため、歴代の自民党政権が今の憲法のもとでは不可能としてきた集団的自衛権の行使までねらい、それを視野に入れた日本版NSC設置法案、秘密保護法案まで国民多数の強い反対の声を押し切り強行可決してしまいました。加えて憲法9条の改悪による国防軍の創設まで狙っていることは、安倍・自公政権が、かつてないほど危険極まりない政権であることを証明しているといえます。
こうした危険極まりない安倍・自公政権の暴走を必ずくい止めるため、日本共産党は今年もみなさんと力を合わせ、全力をつくします。
今年も日本共産党への、よりいっそうの大きなご支援をお寄せくださいますよう、心からお願いを申しあげます。
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