太田市9月議会最終日の29日は、年末年始と毎週日曜、月曜が休館となっている児童館を2009年度以前のように日曜、月曜も開館するよう求めました。
質問と答弁の概要は次の通りです。

関東建設優遇のBの国補助 今年度から廃止
この間議会では、今年度から廃止された親子ふれあい支援事業という名前の補助金が取り上げられてきました。この補助は、10年前の10月から続いてきましたが、あたかも子育て支援であるかのような名前を使って関東建設を優遇する、関東建設が経営する子どもの遊び場「Bの国」への入場料補助でした。
形式的、外形的には、親子ふれあい支援事業実行委員会への補助とされてきましたが、毎年の補助金2,000万円は関東建設のものとなってきました。補助金を使ったBの国の利用者は昨年度で27,000人とされるものの、それは延べ利用者数に過ぎません。ダブりを取った実際の利用者数はつかめないとされますが、ダブりを取った実際の利用者数を数えることは可能で、数えなければ、本当にどれだけの子どもたちに役立ってきたのかも分かりません。
前市長時代は、あえてダブりを取って数えないようにしてきたのではないかとさえ考えてしまいます。
私はこの補助を始める際の10年前の議会では、関東建設優遇でしかないとして反対しました。事実上、関東建設への毎年2,000万円の補助が結局10年も続けられてきましたが、そんな補助より、例えばこの補助を始めた10年前は休館日が年末年始の他に日曜と月曜の週2日だった児童館を毎日開館(あるいは、せめて週6日開館)するほうがよほど子育て支援になることも強く指摘してきました。
児童館 2009年度までは毎日開館
児童館の休館日は、2009年度までは年末年始だけでした。それが2010年度から日曜、月曜の週2日が休館日に加わり、年末年始以外の開館は週5日が続いています。これは、「月に一日は家庭で親子が過ごすように」という県の「家庭の日」を受けたものとされます。
児童館を毎日開館することで、例えば、日曜が仕事で月曜が休みという保護者でも、親子で触れ合って楽しめる児童館とすることができます。まさしく文字通りの「親子ふれあい支援事業」となります。
児童館の良いところは、歩いて、あるいはクルマで数分で行けること。Bの国は、例えば世良田の人などは子どもを連れて行くなら「子どもの国」で、Bの国は遠くて行く気になれないと言います。新田でも同じ声を聞きます。すぐに毎日開館とできなくても、例えば、月に2回でも開館することは可能です。
仮にBの国への補助を再開するなら、イオン内にもある子どもの遊び場にも補助しなければならなくなります。児童館の休館日をなくす、あるいは減らすことを考えるべきではないかと求めました。
学童クラブが占有している児童館も
質問では、複数の児童館で学童保育クラブが施設を占有している現状も指摘しました。
「18歳未満の全ての児童」に「地域において児童に健全な遊びを提供して、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的とする児童福祉施設」という児童福祉法による児童館の本来の目的を達成できていない現状も改善が求められると強調。学童クラブの整備とあわせて、児童館の施設・体制・開館日を充実するよう求めました。
市長 効率的な活用、適切な手法を考えたい
福祉こども部長は、保護者のニーズに応えられるように工夫したいと答弁。人事担当のおおた未来戦略部長は、担当部署で事業を検証してもらったうえで人員配置を考えたいと答えました。
市長は、市民からも日曜、月曜の開館を求める声が届いていると答弁。改めて市内の児童館15館全てを確認しているとして、学童保育クラブが児童館を占有している現状の改善も含めて、公共施設の効率的な活用として適切な手法を考えたいと答えました。

