太田市3月議会本会議での渋沢議員の予算にたいする総括質疑の質問と答弁の概要をお伝えします。
3年間で基金は2億円積み残し
積極的に活用し
保険料の値上げ抑制を
3月5日の太田市議会本会議の予算にたいする総括質疑で渋沢議員は、今年3月末の見込みで9億5千万円におよぶ介護保険の基金を積極的に活用し、基準額で年4,800円の保険料値上げを抑制することを求めました。
渋沢議員は、特養ホームなど介護施設の整備計画について質問。
2012年度から14年度の3年間で施設を368床増やす素案の実効性・担保となる施策をただしました。
しかし市長から具体的な答弁はありませんでした。
さらに渋沢議員が明らかにしたのは、同じ3年間で基金を2億円積み残す計画であることです。
渋沢議員は、施設整備も確実でないなら、せめて保険料の値上げを抑制すべきと求めました。
しかし市長は、基金は使いきらず、2億円程度は残しておきたいという答弁にこだわりました。
厚労省は介護保険の基金について、保険料の値上げ抑制のため原則3年間で使うものとしています。
渋沢議員はそのことを指摘したうえで、施設の増床も定かでないまま基金も残し保険料を値上げするのはやめるよう求めました。
しかし市長の答弁は変わりませんでした。
介護付高齢者住宅の建設を
さらに渋沢議員は、介護付高齢者住宅の建設について質問。
市営住宅としての建設とNPOや社会福祉法人などによる建設への市単独補助を求めました。
しかし市長はどちらも考えていないと答弁。
以前はツイッターで、介護が受けられる市営住宅を建替したいという内容でつぶやいていたにもかかわらずです。
特養ホーム
ホテルコストの負担軽減を
質問のなかで渋沢議員は、特養ホームなどのホテルコストといわれる食費・居住費の負担が重く、順番がきても入所できない人もいることを指摘。ホテルコストの負担軽減制度を提案しました。
しかし市長の答弁は、そこまでは考えていないというものでした。
たしかに太田市では、保険料や利用料の減免制度はありますが、ホテルコストはこの減免制度の対象外です。
渋沢議員はブログで、今後も引き続き、切実で具体的な事例を示しながら、実施を求めていかなければならないという思いを強くしましたと述べています。
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