学校へのエアコン設置を‐12月議会で一般質問
太田市12月議会の一般質問で私は、学校の全教室へのエアコン設置を求めて質問。
教室の温度は最大36℃
熱中症で25人が病院に
質問のなかで私は、今年の夏の教室内の温度が最大で36℃にも達していることを強調。
さらに今年の夏の学校では、熱中症、もしくは熱中症の疑いから、医療機関を受診した子どもたちが25人、そのうち救急車による搬送が5人(昨年の夏は3人の子どもたちが、熱中症あるいは熱中症の疑いで学校から病院に搬送)とされる問題も指摘しました。
今年から学校に設置されたグリーンカーテンによって教室内の温度が2℃ほど低下したといっても、教室内の温度が30℃を超えて、最大で36℃にもなると、とても授業どころではなくなる現状を指摘しました。
そのうえで私は、今年度中に建設をはじめるメガソーラー発電所の利益の市民への還元という意味でも、学校へのエアコンの設置が必要として市長の考えをただしました。
市長は、来年度はグリーンカーテンを充実すると答弁。エアコンの設置には消極的な答弁に終始しました。
扇風機もない教室も
私は市が2005年度にすべての普通教室に扇風機を2台設置したものの、理科室や特別支援教室などには扇風機が設置されていない問題を指摘。
改善を求めた私に市長は、夏までに調査をおこない、必要な扇風機を設置すると答えました。
太田市には、太陽光発電パネルを設置した学校もあります。
学校など公共施設への太陽光発電パネルの設置をさらに進めることとあわせて、すべての学校のすべての教室にエアコンを設置することの重要性も指摘しましたが、市長は「グリーンカーテンの充実」という考えにこだわりました。
※なお、学校へのエアコン設置に必要な予算は12億円とされますが、このうち国の補助は4億円とされます。
12億円は太田市の年間予算の1.6%。月収20万円の家計にたとえると、月々3,200円のやりくりで、すべての学校のすべての教室にエアコンを設置することが可能です。
また電気代など学校へのエアコン設置にともなうランニングコストは年間約8,000万円とされます。
●市議団ニュース水野版/No4/2012年1月1日
●市議団ニュース渋沢版/No4/2012年1月1日
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