藪塚本町保健センター廃止に反対討論

 太田市議会最終日17日の本会議で行った、藪塚本町保健センターの廃止に対する反対討論(要旨)は次の通りです。

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藪塚本町中央公民館の移転とセット

 本案は、藪塚本町保健センターを廃止するためのものです。そしてこの廃止は、薮塚本町の公共施設の再編、つまり藪塚本町中央公民館に求められる必要な雨漏り修繕などの改修を行わず、薮塚本町の行政センターと廃止する保健センターに中央公民館の機能を移すためのものであることを指摘しないわけにいきません。

 藪塚本町保健センターの廃止は、地域住民にとっての健康づくりの拠点の廃止であり、保健センター機能の後退につながることを指摘するものです。

地区担当保健師ゼロ

 保健センターごとの地区担当保健師1人当たりの人口推移を見ると、合併直後の2005年度に、太田が8,464人 尾島が4,809人 新田が5,082人 薮塚本町が4,941人だったのが、昨年2025年には、薮塚本町は地区担当保健師はゼロとなり、太田は5,367人と05年より減ってはいるが、尾島は2021年度に新田に統廃合され、新田は05年より2倍近い9,011人と増えています。

 保健師が本来業務である保健指導に専念できる保健師の体制を取り、薮塚本町保健センターにも地区担当保健師を配置すれば、よりきめ細かく手厚い保健指導を充実できるのは言うまでもありません。そうすれば、本案による薮塚本町保健センターの廃止は不要となります。

母子保健から思春期保険まで切れ目のない保健指導 検診・健診・相談体制の充実こそ

 保健センターに今求められるのは、母子保健から思春期保険まで切れ目のない保健指導と検診・健診・相談体制の充実です。保健センターは住民に身近な場所にあり、いつでも親子で訪れて親子同士、親子と保健師が触れ合う中での相談・保健指導ができる体制の充実です。そのために今必要なのは、保健センターを減らさず地区担当保健師を増やすことです。

 そもそも本案は、薮塚本町の公共施設の再編、つまり藪塚本町中央公民館に求められる必要な雨漏り修繕などの改修を行わず、薮塚本町の行政センターと廃止する保健センターに中央公民館の機能を移すためのものとしか考えられません。

 本案は、公共施設も含めた公共サービスの後退であり、藪塚本町保健センターの廃止は、公共施設の機能の維持・充実で求められる予算を削減するためのものとしか考えられないこと、市民サービスの充実と逆行することを改めて強調して、反対討論を終わります。

藪塚本町保健センター廃止に反対討論 2026年3月議会

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