太田市議会・議会運営委員会の視察3日目は岩手県紫波町議会。紫波町は人口3万3千人(今年3月末現在)で議員定数は18人。視察冒頭の紫波町議会議長のごあいさつでは、「平成の大合併にはくみしない選択をしたまち」とのこと。ちなみに共産党の議員は2人で、うち1人は議会運営委員会の副委員長。
紫波町議会でも予決算は、会派から選ばれた議員による特別委員会ではなく議長を除く全議員による常任委員会での審査。特徴的なのは、4年前に規則を改正し、議会傍聴の申し込み時の住所・氏名の記入をやめ、議会事務局での口頭申し込みだけにし、傍聴時の撮影、録音も可能としたこと。
紫波町議会では、町のホームページに議会のページがあるのではなく、議会単独のホームページを開設。現在は一般質問と予決算常任委員会をネットで公開していますが、一般質問は中継と録画配信を行い、予決算常任委員会は中継のみとのこと。
紫波町議会のネット中継・録画配信は、YouTubeとUstreamを活用。したがって配信期間も制限なしで、動画配信のための費用もなし。これもひとつの手法です。
紫波町議会の議会報告会は議員が4版に別れて5日間、自治会の公民館(集会所)で20会場を目標に、昨年は12会場で開催。報告会で出された意見・要望は議会に持ち帰り、会派の代表者会議や全員協議会、常任委員会で議論し議会としての政策提案に向け議論し、そのプロセスも住民に知らせるとのこと。
紫波町議会では議決責任・説明責任を果たすため、予決算審査では議員間討議を充実。予決算特別委の分科会で論点を整理し、予決算常任委員会で当局からの説明に対する質疑を行い議員間で討議。課題の共有化を図り、予決算常任委員会で審査し付帯意見について協議。さらに議員(委員)間での自由討議。
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