太田市議会・市民文教委員会の視察3日目は静岡県沼津市の小中一貫校。 pic.twitter.com/nSrwDmGD62
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 19:31
@mizuno_masami 静浦地区で2小学校の児童数が減少し複式学級となることが懸念され、1中学校が山の中腹にあることから落石や崖崩れなど安全対策が課題となっていたことから、2010年度に同地区内の3小学校を統合し14年度に同… twitter.com/i/web/status/7…
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 19:34
@mizuno_masami 2小学校での複式学級の可能性や1中学校の安全確保などから、自治会やPTAから小中一貫校設置の要望が出されていたそうですが、学校の統廃合であり通学区の変更を伴うこともあって根強い反対の声もあったそうです。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 19:51
@mizuno_masami 同地区では、2003年度には静浦中学校校舎移転並びに小学校統廃合協議会を設置し、08年12月からは静浦地区小中一貫校推進委員会を設置して様々な角度から協議を重ねてきたそうです。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 20:03
@mizuno_masami 07年度には静浦地区小中一貫校検討委員会も設置しているそうです。児童・生徒数の合計は、3小学校を先行統合する前年度の09年度が420人。先行統合した10年度が387人。小中一貫校となった14年度が281人。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 20:11
@mizuno_masami 16年度は263人(1年30人、2年33人、3年21人、4年36人、5年17人、6年37人、7年22人、8年29人、9年33人、特別支援学級小学校4人、渡欧別支援学級中学校1人)で先生は30人、学校司書は2人。全学年が1クラス。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 20:12
@mizuno_masami 児童・生徒数を単純に9学年で割ると09年度46.7人、10年度43人、14年度31.2人。複式学級は2学年以上の学年を1クラスとする手法で、静岡県では1学年8人以下で複式学級とする基準だそうですが、沼津市では2学年14人以下で複式学級とするそうです。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 20:19
@mizuno_masami 小中一貫校化に伴い旧静浦中学校はロケ地として映画・ドラマを誘致中。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 20:28
@mizuno_masami 旧静浦西小学校は小中一貫校開校の14年3月まで静浦中学校として使用。今後は校舎と校庭の一部を市文化財センターとして整備・活用し、体育館は小中一貫校開校後は市民に開放。残りの校庭は文化財センターとの境界を整備後に運動場として市民に開放する計画。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 20:29
@mizuno_masami 旧静浦東小学校は校舎を収蔵庫・書庫として使用し、校庭は市民に開放。旧静浦小学校は校舎を解体し跡地を静浦小中一貫校の駐車場として整備したそうです。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 20:32
@mizuno_masami 通学距離が延びたことによる路線バス代の負担増に対応するため、遠距離通学負担軽減制度の要件を緩和し、さらに要件を緩和する6年間の時限特例措置も実施。静浦小中一貫校開校の14年度に限り静浦校区、隣接校区在住の場合は、小中一貫校も隣接校も選択可能に。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 20:58
@mizuno_masami なお学童クラブは校舎1階に設置されています。体育館は2階建てで、1階は地域住民が公民館的に利用できる市民センター。2階が学校の体育館となります。旧静浦小学校の体育館を利用していた地域住民への配慮と思われます。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 21:05
@tameemon_g 太田でも子どもの減ってる小中学校を編成し、小中一貫校にと市長が言うのです。私は小中を複式学級(同級生は私含めほとんど9年間2人)で学び小規模校のよさを実感してますが、児童100人程度で小規模校はよくないと市長に賛同する議員もいるので視察の価値はあります。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 21:25
@mizuno_masami 図書館が全フロアにあり校舎の中心に置かれ、1階の図書館が玄関前にあるので、登校後図書館に立ち寄る児童・生徒も多く、中学生など上級生が低学年の児童に本の読み聞かせをすることも珍しくないそうです。とはいえ、小中一貫校でなければできないことではありません。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 21:36
@mizuno_masami 小中一貫校のメリットしてあげられたのが、異学年交流や教科担任制。でも小学校で一般的に担任が全教科を教えるのは、クラスとして集団として学び成長できるメリットがあるとも思えます。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 21:43
@mizuno_masami 音楽、体育、図工で教科担任制とされる学校もありますが、子どもたちの学力を保障するなら、たしかに国語や算数、理科、社会などで教科担任制を取ることが有効だとも思います。でも小中一貫校でなくとも、先生を増やせば教科担任制は可能です。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 21:49
@mizuno_masami 中1ギャップの解消もメリットとされますが、反面、中1が小6の延長のようになって、幼さが残ったままの中1もみられることや高1ギャップがデメリットとされます。でも中1ギャップは本当に6・3制の小学校・中学校制度によるものなのかと疑問も残ります。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 21:55
@mizuno_masami 「幼さの残った中1」も高1ギャップも、小学校や中学校での子どもたちの成長を支え保障する体制と、中学・高校入学時の子どもたちを受け入れる体制などを子どもの立場に立って充実すれば解決できる問題のような気がします。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 21:59
@mizuno_masami 異学年交流も、小中一貫校での9年間の交流が小学校6年間、中学校3年間のそれと比べて優れたメリットと言えるのかという疑問も残ります。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:12
@mizuno_masami もう一つデメリットとしてあげられたのが、小中一貫教育の指導経験のある先生がいないことによる先生の戸惑い。これを解消するためには、小中一貫校をどんどん増やすか、小中一貫校に配置された先生を異動させず固定させるか、その両方の実施で、それらは非現実的です。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:18
@mizuno_masami もう一つ考えなければならないのは、2学年以上を1クラスとする複式学級が悪いもので、避けなければならないものなのかということ。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:25
@mizuno_masami 複式学級は少人数学級となりますが、子どもたちの個性を尊重して一人ひとりを大切にしながら、集団として学び成長できる環境として少人数学級が有効なのは誰も否定できません。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:26
@mizuno_masami 複式学級(静岡県は1学年8人以下、沼津市は2学年14人以下)だと、野球やサッカーなど多人数競技の同学年での試合ができない、複式学級となる人数では、大勢の中で揉まれることがないので成長しきれないという人もいますが、複数校での交流授業(試合)も可能です。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:34
@mizuno_masami 大切なのは、小学校や中学校で子どもたち一人ひとりの個性を尊重し一人ひとりを大切にしながら、集団としても一人ひとりとしても、基礎学力と成長を支え保障する体制と、中学・高校入学時の子どもたちを受け入れる体制などを子どもの立場に立って充実すること。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:38
@mizuno_masami そのための手立ては、デメリットもあるとされる小中一貫校ではなく、少人数学級とそのための教科担任制も可能な先生の増員。それを抜きにして小中一貫校で学級規模を維持して教育を充実するというのは本来の考え方からそれてしまうと改めて感じました。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:42
@mizuno_masami 私は小中9年間、同級生が私含めて2人(小2の途中までは私含め同級生3人)という僻地の小中(一貫)学校でした。小中通して野球やサッカーの授業はありませんでしたが、ソフトボールは普段は母校で小学校高学年と中学生、先生が一緒に試合をしてました。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:49
@mizuno_masami 小学校入学時は児童・生徒50人ほど。中学卒業時は児童生徒20人ほどでしたが、高1ギャップは自覚しませんでしたし、普通の(たぶん)大人になりました。サッカーは高校に入ってからで野球は大人になってからでしたが不都合はありませんでした。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:55
@mizuno_masami ただし、中学時代はとくに数学ができずに、もう一人の同級生より教科書が進むのが極端に遅れてました。それでもなんとか地元の道立普通高校に入れたのは、複式学級で中1・2年で4人という少人数学級だからこその先生のきめ細かい指導があったからだと思います。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 22:58
@mizuno_masami 沼津市での視察では、複式学級=極端な少人数だと、いじめがあった場合、小学校の6年間をずっと同じクラスでいやな思いをすることになるということを担当者が話してました。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 23:03
@mizuno_masami でも、統合前の3小学校でいじめがあったかどうかは今となっては定かではなく、1学年1クラスの今の小中一貫校ではいじめはないと私の質問に回答がありました。いじめも小中一貫校開校の理由にはなりません。なによりいじめはクラス替えで解決する問題ではないのです。
— 水野正己 (@mizuno_masami) 2016年10月28日 – 23:09
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