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福島 共産党、県に中止要請
今朝のしんぶん赤旗11面です。防衛省作成の「まるわかり！日本の防衛 はじめての防衛白書2024」が各小学校に直接送付されていることがわかりました。
子ども向け「防衛白書」
「戦争が起きないようにするための抑止力が大切」
ウクライナ侵略の理由の一つは「ウクライナの防衛力が足りなかった」
冊子には、「戦争が起きないようにするための抑止力が大切」、ロシアによるウクライナ侵略が起きた理由の一つは「ウクライナの防衛力が足りなかった」の表記も。中国、北朝鮮、ロシアを名指しで仮想敵国化し、危険をあおる内容です。
憲法違反は明白 教育の中立性を脅かす政治の不当な介入
福島県では東北防衛局が福島県教育委員会に活用•周知を促す通知を発出。これを受けて福島県教委は市町村教委に小学校長への周知依頼の通知を出しています。
明らかな憲法違反で、文科省を通さない防衛省による直接送付も問題であり、教育の中立性を脅かし、政治の不当な介入とも言える大問題と日本共産党福島福島県議団の神山悦子団長は指摘。通知の撤回、冊子の直接送付や小学校での活用中止を強く求めています。
太田市教委にはまだ白書も通知も届いていないが
太田市教育委員会には、子ども向け防衛白書も県教委からの通知もまだ届いていないとされます。
学校に白書など冊子が直接届いていないか、県教育委員会に防衛局から通知が届いていないかを市教委として確認し、万が一軍事力を賛美し危険をあおる子ども向け防衛白書や通知が届いても、学校や図書館では使わないよう市教委に求めました。
中国、北朝鮮、ロシアを名指しで仮想敵国化 危険をあおる内容
