子どもたちを放射能被害から守るため甲状腺検査を‐太田市6月議会で一般質問

  私は一般質問の中で、昨年の東日本大震災にともなう東京電力福島第一原発の爆発事故による放射能被害から子どもたちを守るための甲状腺検査の実施を求めました。

  私は、日本大学工学部・客員教授の藤村靖之氏の高崎市内での講演を紹介。

  同氏が子どもの甲状腺に対する放射性ヨウ素の問題について、「甲状腺障害は早期発見、早期治療で100%治癒する。早期発見はエコー検査だけで可能」としていることも紹介し、太田市でも18歳以下の子どもたちを対象とした甲状腺エコー検査を実施するよう求めました。

  しかし市長は、「それは東電と政府の責任でやるべきこと」と首を縦にふりませんでした。

  市長の言うように、たしかにその責任は、東電と政府にあります。しかし現実に子どもたちの健康に不安を抱えている父母のみなさんが太田市に少なくないという現実を考えれば、子どもの放射線エコー検査に、せめて市が一定の補助を行うことが求められます。

  なお市内の子どもたちの人数と放射線エコー検査にかかる費用(保険適用外のため全額自己負担)は次のとおりです。

【2012年年4月1日現在】
未就学児(0歳~5歳)12,966人
小学生 (6歳~11歳)13,828人
中学生 (12歳~14歳)6,644人
高校生世代
       (15歳~17歳)6,563人 
合計(0歳~17歳)   40,001人

【甲状腺エコー検査費用】
未就学児
  90,113,700円
  (12,966人×6,950円)
小学生
  85,733,600円
  (13,828人×6,200円)
中学生
  41,192,800円
 (6,644人×6,200円)
高校生世代
  40,690,600円
  (6,563人×6,200円)
合計 257,730,700円

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