太田市 新年度予算/暮らしと中小業者の経営を応援する財源は十分あります

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2010年度
市税収入の減収を理由に
市民には
負担増とサービスカット
ところがOICTには
用地の拡大に4億8千万円

 太田市は2010年度、市税収入が09年度より24億円減収となることを理由に、下水道料金の値上げやバス路線の縮小・廃止、長寿祝金や第3子以降の出産祝金を削減。

 しかし(株)太田国際貨物ターミナル(OICT)の用地拡大には、市単独で4億8千万円もの税金を投入しています。
  しかも2011年度予算でも、さらに用地を拡大するための1億円(太田市の分のみ)を計上。
  1999年の設立時の分まで含めるとOICTへの税金投入は合計で16億3千万円にもおよびます。

【OICT】太田市が設立した第3セクターで、(株)太田国際貨物ターミナルの略称。集荷、通関、保管、輸送など、輸出入に関するあらゆる業務を行う、いわば「内陸の港」ですが、本来なら、利用して利益を上げる企業自らがつくらなければならない流通ターミナルです。

【※第3セクター】地方自治体と民間企業が共同出資する株式会社、財団法人、社団法人などの総称。「3セク」とも呼ばれます。
 第3セクター方式を活用した事業方式は、好景気や1987年のリゾート法制定などを機会に全国に拡大しましたが、コスト意識の希薄さや甘い事業見通しなどから多くが経営悪化に陥りました。

税収減は理由にならない

  OICTという特定の株式会社に4億8千万円もの税金を投入しながら、暮らしを守る予算がないとは理由にもなりません。

■関連記事
OICT用地購入に4億8千万円-6月14日に議案質疑/水野正己のブログ/2010年05月30日
OICT拡大-自治体の責任と企業の責任/水野正己のブログ/2010年05月23日
自治体がやるべき仕事/自治体がやるべきでない仕事/水野正己のブログ/2009年03月13日(OICT関連の記事を掲載しています)


2011年度
市税収入は7億円増
救命救急センター
建設委託費 10億円以上減


  2011年度は市税収入が7億円増(10年度対比)とされます。

  総合太田病院(経営:富士重工健保組合)の移転新築にともなう同病院への市救命救急センターの建設委託費は、当初見込み額として昨年議決した43億円より10億円以上も節減可能とされます。

  これら二つの新たな条件をあわせると、新年度は今年度にくらべて、17億円もの新たな財源が生まれるといえます。

  こうした条件を生かせば、市内業者に住宅リフォームを発注する市民に補助金を支給する住宅リフォーム助成制度の補助金を手厚くし、建築関連業者の仕事をしっかり増やし、より高い経済波及効果をもたらすことができます。

■関連記事
住宅リフォーム助成制度 創設で 暮らしを守り 地域経済の活性化を/2010年11月13日/水野正己のブログ

  さらには、高すぎる国保税や介護保険料の引き下げ、道路や側溝・排水溝の整備・改修、防犯灯・カーブミラーの増設など、さまざまな市民要求を実現することも十分に可能です。

  私は、そのために引き続き全力をつくします。

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役に立って、希望がもてて、楽しめるブログにしたいなぁ…と思いながら更新中です。

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