大雄建設の「魚屋さん」に補助金2500万円‐太田市3月議会で公益性を追及


太田市議会・議会中継のページ
 議会での質問や討論の録画映像が見られます。

市議団news/No4/2020年3月29日号 

 太田市は新年度、市長がこの間、北茨城市の新鮮な魚を売る「魚屋さん」と宣伝してきた、大雄建設がバスターミナル内に建設する純粋な民間施設である交流物産館に2,500万円を補助します。

 建設するのはバスターミナルの駐車場583台分のうち82台分のスペース。借地料は年約173万円で25年間貸し、保証金は借地料1年分とされます。

 しかし万一赤字で撤退する際に大雄建設が原状回復できなくなると、保証金で費用が足りなければ市が税金で原状回復することになります。しかも採算が取れるかどうかの市場調査もせず、原状回復費用も見積もっていません。

 まさしく公益性、市民の利益に反しかねない税金の使い方といえます。 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • Unknown
    どうみても赤字店舗です。
    JAや群馬食肉さんも居なくなり
    レストランも居なくなり
    もはやバスターミナル駅という
    趣旨から外れてる。

    議会で追及してください

  • 確認しました
    私がこの交流物産館の建設に反対したのは、記事のとおり公益性、市民の利益に反するからです。

    ご指摘の点を確認したところ、交流物産館の経営は赤字にはなっておらず、市への借地料も滞りなく支払われているそうです。

    JAは開店当初の2020年10月からテナント営業を始めましたが、21年4月に撤退し、群馬食肉は開店当初から営業を開始し、22年秋頃に撤退しています。

    レストランは当初、足利の店舗が営業していましたが、21年8月に撤退し、翌月9月から交流物産館が直営でレストランを営業しています。

    JAや群馬食肉が販売していた農畜産物や肉類は、交流物産館が販売しているのはご承知のとおりです。

    ナスターミナル駅という趣旨から外れているというご指摘ですが、私はそもそも、バスターミナル駅という名の、北茨城の”新鮮な魚”を売る交流物産館は不要だと議会で指摘してきました。

    その理由は公益性や市民の利益に反するからです。

    議会で今後指摘しなければならないのは、市民やバスターミナル利用者から求められているサービスとして、交流物産館はふさわしいのか、ふさわしいサービスや、その担い手を探すことも必要ではないか、赤字による撤退を余儀なくされた時に、追加の税金投入は許されないということだと思っています。

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