太田市12月議会本会議の最終日となった今日13日は、市税条例改定議案と同様の金持ち優遇減税の拡大につながる、国民健康保険税条例の改定議案も日本共産党以外の賛成によって可決されました。
私が行った反対討論(大要)は次のとおりです。
[反対討論]
議案第105号
太田市国民健康保険税条例の
一部改正について
日本共産党の水野正己です。
「議案第105号」に対する反対討論を行います。
議案第105号は、先ほど反対討論を行った議案第103号の市税条例の改定と同様に、地方税法の改定を受け、2017年1月1日から、金融所得課税の見直しを行うことによって、国保税を課税する所得のうち、株取引などにおける所得の損益通算範囲の拡大を行うものです。
市税条例の改定と同様に、株取引などによる赤字を繰り越すことのできる範囲を拡大するもので、本市の国保税の減収にもつながりかねないことと併せて、より高額の株取引を行う金持ちほど、より大きな恩恵を受ける、金持ち優遇減税の拡大だということを、改めて指摘するものです。
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