危険な事故多発機オスプレイの飛行中止要請を/民間の危険なブロック塀などの撤去に補助を‐太田市9月議会で一般質問
昨年9月議会では、安全・安心のまちづくりについて一般質問。国の交付金(自治体負担の2の1を国が補助)を活用しての民間の危険なブロック塀などの撤去補助事業新設、交通安全対策を強化するためのカーブミラー設置基準の改正、事故が多発している危険な欠陥機オスプレイの飛行訓練中止要請などを求めました。
民間の危険なブロック塀
すでに撤去補助を創設した市も
質問では、国の交付金を活用して民間の危険なブロック塀などの撤去と撤去後のフェンスなどの設置に補助金を創設した堺市を紹介。太田市でも補助金を創設するよう求めました。市長は、教育委員会の通学路の点検結果を見て考えると答えました。
市長
カーブミラー設置基準改正
この間の答弁どおりにしたい
さらに私は、沿道の住宅が10戸未満の通り抜けできない道路(道路認定されていない私道も含めて)と接続する交差点にカーブミラーが設置できない市の規定が続いていることを明らかにしました。そのうえで、2012年9月議会と15年6月議会の水野市議の質問に市長が、「駅周辺や人ごみのあるところは弾力性をもった対応を」「危険性を感じるところ、カーブミラーが必要と思われるところは、公道であろうが私道であろうが危険なところは(カーブミラー設置で)対応」と答えたことを改めて指摘。
この間の市長答弁がカーブミラーの設置基準に反映されていない現状を改め、設置基準の改正を求めた私に市長は、この間の答弁どおりに設置できるようにしたいと答えました。
市長
オスプレイ飛行中止
県選出国会議員に要請
オスプレイの墜落事故と危険性を具体的に指摘した私に市長は、自身が会長を務める県市長会が13年6月に県選出国会議員に要望した中の米軍機の飛行訓練に関する項目を読み上げました。
市長が読み上げた要望項目は次のとおりです。
【13年6月の県市長会の要望項目】米軍機による飛行訓練から発する爆音によって、住民は耐え難い騒音被害を被っており、また、事故等への不安にも悩まされ、日常生活に様々な悪影響を受けていることから、騒音被害等が解消されるよう必要な措置を講じること。また、オスプレイの飛行訓練については、安全性が不安視されていることから、関係する自治体に十分な説明を行うとともに、その自治体の意向を十分に尊重すること。
要望項目を読み上げた市長は、この要望が履行されていないことになると表明。改めて県選出国会議員に要望が履行されるよう求めると答えました。
市長
オスプレイは国会議員の仕事
みずから国には求めない
さらに私は、国会議員に再度求めることとあわせ、市長が直接県や政府、米軍に危険なオスプレイの飛行訓練の中止を求めるよう再度要求。しかし市長は、国会議員の仕事として、みずから直接国や米軍などに求めることは今は考えていないと答えました。
横田基地周辺自治体との連携を
私は、少なくとも住宅密集地や学校、病院、保育園、幼稚園、公共施設などの上空、横田基地周辺の自治体連絡協議会のように夜10時から朝6時までの間の飛行訓練は中止を求めることが必要と強調。さらに、横田基地周辺の自治体連絡協議会も含め関係自治体との連携を提案しました。市長は、まず連絡を取って相談してみると答えました。
質問では、同協議会の福生市のように、防衛局職員によるオスプレイの目視情報をホームページに掲載し、オスプレイの監視カメラや騒音測定器を設置するよう、県や政府に求めることも提案。しかし市長は、基地のある福生市と太田市は違うとして、飛行訓練の頻度も少ないことから、そこまでは考えていないと答えました。
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