今日は、市民の暮らしや利益に反する議案がたくさん採決されます。こうした議案には当然反対ですが、反対の理由は「討論」で明確に示さなければなりません。
ということで、いまその討論原稿をつくっていいる真っ最中です。
市民経済委員会に付託された群馬県農民運動連合会から提出された「汚染米の徹底解明とミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願」「原材料高騰対策を求める請願」、教育福祉委員会に付託された全日本年金者組合から提出された「全額国庫負担による最低保障年金の創設を求める請願」は、3本とも採択されて当然のものですが、3本とも付託された委員会で「不採択」とされて、今日の議案となります。
市民経済委員会には、保守系、公明党の議員と日本共産党の私、水野がいますが、私以外の議員は2本の請願を「不採択」とすることに全員が「賛成」しました。
教育福祉委員会には、保守系、公明党の議員しかいませんが、ここでも請願は全員が「不採択」とすることに「賛成」しました。
こうした請願を「不採択」とするのはいつものことながら、こうした議員は、一体何を考えているのかと、彼らの認識を疑ってしまいます。
今日はさらに、太田商業高校の授業料の月額300円、年額3,600円値上げや、市直営の尾島温泉「利根の湯」や木崎児童館の市社会福祉協議会への管理委託(民間委託)、尾島デイサービスセンターの廃止、北部運動公園の駐車場有料化期間の設置、藪塚本町医療センターの医療法人への管理委託(民間委託)、働いている人たちの雇用継続の保証もない勤労会館の管理委託先の変更など…。
以上が今日反対しなければならない議案です。
こうした問題のある議案も、いつものことながら、請願以外は、日本共産党の私以外の議員によって賛成され、可決される見通しです。
どうして、問題のある議案に賛成してしまうのかと、いつも憤りを感じます。
それでも請願は、今回の3本は社民クラブの議員は「不採択」とすることに「反対」すると思います。
他にも一部の保守系議員が、群馬県農民運動連合会から提出された請願には「不採択」に「反対」するかもしれません。それがせめてもの救いですが…。
それにしても、他会派の議員は、市民の暮らしをどう守ろうとしているのでしょうか。
まだ討論原稿はすべて仕上がっていませんが、取り急ぎ、みなさんにご報告したいと思います。
12月議会の詳しい報告は次回にしたいと思います。
コメント