スポーツ振興基金制定 1.6億円を積立
市は補正予算で、スポーツ振興基金に1.6億円を積み立てました。同基金は12月議会で日本共産党以外の議員によって可決されたものですが、どの分野に使ってほしいか指定されない一般寄附3億円のうち1.6億円の積立です。
基金は2029年の国体も含め、スポーツ全般のために使うとされますが、使途として真っ先に考えられるのは、サンダーズ応援やサンダーズの本拠地となる78.5億円をかけて建設される新体育館の維持管理費です。
市は今後、指定寄附があればスポーツ振興基金に積み立てるとしていますが、指定寄附があるなら基金積立ではなく、まず新体育館の建設費や維持管理費に充てなければなりません。
スポーツ振興基金は、指定寄附があるかないか分からないもとでは、結局、毎年税金から基金に積み立てることになり、予算の単年度主義に反し、財政の硬直化につながります。
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