できるかぎり

おとといお知らせした富士重工の非正規労働者の800人削減にたいして、市長が「できるかぎりのことはしたい」と答えた「緊急雇用対策」は、昨日(12月19日)の朝刊各紙に出ましたね。取り急ぎ、概要をお知らせします。

市が年明けから3月まで20人雇用

市は年明けからハローワークを通じて約20人を市の臨時職員として採用し、1月から3月まで事務補助や道路補修などの労務職にあてる方針です。給料は1人月額14万円程度としています。

市人事課によると、正規職員の時間外勤務を3割縮減し、仕事と財源を確保するとしています。

2009年度も30人程度が1年間勤務できる財政見込みをつけているとして、「今後の情勢を見ながら判断する」と話しています。

ホームヘルパー資格の取得支援も

また、不足する介護現場の人手不足に対応することも含めて、失業者へのホームヘルパー2級資格の取得支援も行います。

資格取得研修期間中は、介護施設が時給800円程度でパート雇用し、市は取得費用として、適正研修費(1人7日間で3,500円)の全額と養成研修費(約10万円)の半額を負担する方針です。1月30日まで受付け、40~50人程度の申請を見込んでいます。

ただ、これで当面本人は食べていくことはできても、家族の生活費まで賄えるかどうか…。私もできるかぎりのことを市には求めたいと思いますが、市としての雇用創出はなかなか大変です。

やはり、国の政治がその責任を果たし、大企業にたいして、雇用と経済を守る社会的責任を果たさせる、そこに政治が責任を果たすことが重要なのだと思います。

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