おおた派遣村ニュース/第7号(1)
無料法律・生活相談会(携帯HP)
[派遣村] ブログ村キーワード
おおた派遣村ニュース⑦
にほんブログ村
↑↑↑↑↑↑↑
ランキングに参加しています。
よろしければ、ぜひクリックをお願いします!
[雇用] ブログ村キーワード
6月28日
おおた派遣村開村(1)
350人以上の人が集う
六月二八日(日)、派遣切りやホームレス、ワーキングプアなど生活に苦しむ方々の現状打開と「まともな生活」への活路を開く手助けをするため、「おおた派遣村」が開村されました。
会場には一二〇名の相談者と、二三〇名を超える(受付確認二三四名)ボランティアが馳せ、合わせて三五〇名を超す人々が「困難な現状を何とか打開しよう」と集まりました。
集まる相談者125人
この日、開村中(一〇時~一六時の六時間)に訪れた相談者は、一〇代から七〇代まで、合計一二五人。太田市内から八八名の他、高崎・玉村・熊谷などからも相談に訪れ、一割超は外国の方々でした。
相談者の方々は、チラシやポスター、ラジオやテレビでの宣伝、知人からの誘いなどにより「おおた派遣村」の開催を知り来場されたとのこと。
宣伝活動にご協力くださった皆様、ありがとうございました。
相談の内容は「仕事がない」が圧倒的に多かった他、「住む所がない」「食べるものがない」など深刻な悩みが寄せられました。
主な相談の内容
【仕事がない/ 88人】
【住居がない/44人】
【食糧がない/38人】
【健康状態が不安/36人】
【その他/15人】
相談者の年齢層
【10代 1人】
【20代 7人】
【30代15人】
【40代35人】
【50代31人】
【60代27人】
【70代 2人】
【不明 2人】
応じるボランティア
これらの相談に、弁護士・社会保険労務士・社会福祉士・医師・看護師などの専門家が対応した他、通訳や食事の炊き出しにも一〇代の学生からご年配の方まで多くの市民が参加しました。
当日は日曜日でしたが、実行委員会からの緊急の要請に対し、太田市役所も生活保護申請等の窓口を開設し、対応しました。
保護申請へ39人
生活・労働相談の結果、生活保護の申請が必要と判断された人は三九名、うち二一名が当日市窓口で申請相談を行い、残る一八名は時間の都合で市役所が対応しきれず翌日以降に持越しとされました。この中で七月一日現在、生活保護申請に到った方は一〇名という到達です。
ある相談者の例
【Gさん(六〇代男性)】
「血圧測ってほしい」と希望したGさん。聞くと、約一〇年前に高血圧と診断されたが経済的に困難で治療できず、結果、七年前に脳卒中を発症、右半身にマヒが生じた。しかし入院費用が払えず通院治療。その後、通院も継続できず今に至る。
今年二月に派遣切りにあったのを最後に、仕事も住居も失い、脳卒中の再発の不安を抱え、マヒの残る体で公園での生活を強いられてきた。
血圧を測ると170/110と高度の高血圧。治療開始が必要との医師の判断で、生活相談スタッフと共に生活保護の申請のため市役所へ向かい、保護申請につながりました。
これからもご協力をお願いします
「おおた派遣村」実行委員会
【呼びかけ人】
斎藤 匠(弁護士・自由法曹団)
鳥居勝彦(医師・太田協立病院院長)
山崎克己(太田市社会保障推進協議会会長)
吉田欣司(牧師・福音伝道教団太田キリスト教会)
吉田秀司(太田労組会議議長)
電話 090-2917-8188
FAX 0276-48-5288
メール otahakenmura@yahoo.co.jp
カンパにご協力ください。お振込みは「ゆうちょ銀行」の次の口座へ。
【店名】〇四八 【店番】048 【預金種目】普通預金
【口座番号】2094782
【口座名】おおた派遣村実行委員会
コメント