あけましておめでとうございます。
市議会議員の水野正己です。昨年も日本共産党の活動に大きなご支援をお寄せいただいたことに、心から感謝とお礼を申し上げます。
昨年は原油・穀物など物価高騰、汚染米や毒入りギョウザの輸入、年齢で医療を差別する後期高齢者医療制度や国保税の大幅値上げなど、国民の命とくらしを脅かす自民・公明の悪政がさらに強まった1年間でした。
さらにアメリカからはじまった世界的な金融危機の影響が日本の経済にも深刻な影響を及ぼしています。輸出に依存してきた大企業は、景気悪化を口実に、まるで競い合うようにいっせいに派遣社員、期間社員など非正規労働者の解雇、雇い止めを行っています。
しかしまだまだ大企業は十分な体力をもっています。富士重工を含めて大手自動車関連メーカー10社は、今年3月までに1万5千人の非正規労働者の削減を計画していますが、今年3月までの利益は2兆円を見込み、内部留保(溜め込み)はITバブルといわれた2000年の2倍、株主への中間配当も2000年の6倍に膨らんでいます。
大企業はこれまで、下請中小企業や労働者を犠牲にしてたっぷり儲けを溜め込んできたわけですから、ここでちょっと儲けが少なくなったからといって、労働者を犠牲にすることは絶対に許されません。
雇用を守る社会的責任を大企業にしっかり果たさせるために、政治が責任を果たすことがいまほど切実に求められているときはありません。
総選挙の日程はまだまだ流動的ですが、「大企業中心、アメリカいいなり」の自公政治を「国民生活中心」の政治に転換するため、今年も1年間、みなさんと力を合わせ、全力をあげる決意です。
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