太田市の芸術学校で指導や指揮を行っていた職員が不当な処分を受けたのは3年前の9月。一昨年9月に起こした不当処分取り消し訴訟は、今月8日(木)に第8回公判(ウェブ)が行われました。第9回公判(ウェブ)は3月6日(金)とされます。
職員は兼業報酬の受け取りやヴァイオリン売却、パワハラ、セクハラ、勤務時間不足などを理由に3年前の9月に、参事から課長に1階級降格され今もそのまま。3年前の10月から12月まで3カ月間の停職(無給)処分を受けました。
今回も裁判を支えるスタッフや応援するみなさん、関係者が話されたコメント(要旨)の一部を紹介します。
市側の主張は一貫性に欠け、具体的根拠の提示が少ない
市側の主張は、あいかわらず論理の一貫性に欠け、具体的な根拠等の提示が少ないままです。反論すべきことはたくさんありますが、次回の公判、3月6日(金)はこちらが主張と反論をすることになるので、具体的に示して反論したいと思います。
今回の市の主張の概要
今回の市の主張の概要は次のような項目でした。
〇処分された職員の芸術学校における職名は主幹であり、その立場の解釈や市長との関係について
〇処分された職員が報酬を受け取るに至った経緯について
〇報酬が支払われた「おおたアカデミーオーケストラ」の通帳保管者について
〇兼業をしていた他の芸術学校職員について
〇バイオリン売却の経緯等について
〇パワハラの録音データの切り取り編集の理由等について
〇勤務時間の不足について
以上ですが、これらに対する、こちらの反論はこれから作成し、次回、3月6日の公判に提出しますが、こちらの主張は今までと同様に、多くの人から聞き取った証言や、その実態などを隠すことなく、すべてをあからさまに示して判断を仰ぐ、そんな姿勢を貫き通してまいります。
【補足説明】
今回は個々の具体的反論は示されませんでしたが、不当に処分された職員側の主張は、このブログに掲載してあり、随時更新もされていますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
セクハラ「証拠」写真 悪質な印象操作
今回の市側の主張には、セクハラについてはありませんでした。セクハラについては、かなり悪質な印象操作があるため、別に取り上げることを考えていますが、その悪質さは常軌を逸していますので、ここでコメントしたいと思います。
市が提出した「証拠」写真2枚は職員の提供
1枚は、女子高生が抱きついているような写真
当事者は怒りとともにセクハラを否定
1枚の写真は、不当処分された職員に女子高生が抱きついているような写真です。
調査の結果、これは市立太田高校の吹奏楽部が大会出場決定の連絡を受け、部員たちが歓喜して不当処分された職員に飛びついた時のスナップです。
写真に写る当事者に確認したところ、たいへん驚いてセクハラを否定し、勝手に写真を利用されたことに怒っていたそうです。
また、元部員の証言などにより撮影者は同校の職員であることが分かっています。
そして市は、当事者本人に確認も取らずに処分したことになります。
写真の意図的な流出と悪意ある100%捏造を許すことはできません。
もう1枚は、出張先での撮影
女子職員本人は驚きセクハラを強く否定
もう1枚の写真は、出張先での出来事を撮影したものです。
出張先の音楽家に職員らが招待され、お酒を振舞われました。それ自体は珍しいことではありません。問題はその家を出てからのことです。
暗い駐車場で足元も悪く女子職員が転倒しそうになったため、不当処分された職員が介抱した時のスナップ写真が使われました。
撮影は随行の職員が記録用に撮ったうちの一コマです。撮影者はハプニングを撮影した気持ちなのだと思います。
女子職員本人に確認したところ、大変驚いて、セクハラを強く否定しています。写真の使用は当人に了解を得たものではなく、たいへん困惑していました。
なお、撮影者が写真を提供したとは限らず、「命令」により誰かが出張の記録写真から探した結果かもしれません。この「命令」、職務命令が今回の事件の特筆すべきことだと思います。
【補足説明】 セクハラは公平委で「非違性なし」と裁決
不当処分された職員が裁判に先立ち一昨年3月に請求した太田市公平委員会の公開審理では、セクハラにも非違性はないとする裁決が市公平委員会から出されています。
【補足説明】 〝疑われる〟だけでの処分などありえない
市は、セクハラが〝疑われる〟行為も処分理由の一つとしていましたが、〝疑われる〟だけでの処分など絶対に許されません。
他の「証拠」写真 勝手に解釈 勝手に使用
セクハラ「証拠」とされた写真もお粗末ですが、それ以外の証拠「写真」でも、勝手に解釈し、勝手に使用しているケースばかりです。
普通に並んだ普通の写真
写っている人の許可も得ず裁判所へ提出か
出張先の民族資料館前での記念写真などは、普通に並んだ普通の写真であり、それ以外になんの意味があるかも分かりません。しかも写っている人の許可も得ずに裁判所へ提出してしまっているようです。写真を提供した人も、それが裁判所に証拠として出されていると知ったら驚くことでしょう。
勤務中に帰ったように見せかけた悪質極まりない写真まで
何度も取り上げましたが、不当処分された職員が芸術学校の太田校から新田校へ混声合唱団の指導で移動する際に、自家用車への給油現場を後ろから盗撮し、あたかも勤務時間中に帰ったかのように見せかけた悪質極まりない写真までもあります。
そして盗撮したのは、不当処分された職員がその日のその時間に、芸術学校の太田校から新田校へ自家用車で移動することを知っていた人物、つまり芸術学校の職員としか考えられません。
「芸術学校の職員の盗撮」に驚き 子どもが心配で安心して通わせられない
このブログを今朝見たという芸術学校の保護者の方から、不安の声が寄せられました。その内容は次の通りです。
私(水野)は、次のように答えました。
不安はよく分かりますが、実際の盗撮に被害届が出されれば警察も動くでしょうが、被害届が出されないもとでは〝疑わしい〟として警察が捜査や事情聴取をすることは難しいと思います。そうした不安の声が寄せられたことを市の責任ある担当管理職に伝えますので、みなさんからも芸術学校に伝えてほしいと思います。
職員の報告メールを露出 強制的に無理に集めた
極めつけは、それらを命令で報告させた職員メールが、証拠としてすべて添付してあることです。
それにより、当時の部長命令とかで、証拠になりそうな写真などを強制的に無理に集めたということが分かります。証拠の集め方が問題です。
職員のプライバシー保護は考慮されず
職員が報告したメールは氏名をマスキングしてありましたが、それ以外はそのまま出しているので驚きました。
関係者などが読めば、誰かは容易に特定できるので、職員のプライバシー保護は考慮されていません。
職員の提出への迷いが伝わってくる
そのメールを読むと職員の提出への迷いが、文面から伝わってくるものもあります。
良い人事評価をされたい気持ちが透けて見えるものも
そして、これも一部ですが、部長らの期待に応えて良い人事評価をされたい気持ちが透けて見えるものもあります。
権力者の職務命令が、いかに職員を悩ませ組織の分断につながっていたか、その指示を平気で出した部長らの感覚にも驚きます。
部下たちの報告メール…いわゆる「私文」の部分も含め、そのまま出してしまう了解などは、職員に取っていないと思います。
証拠の職員メールや写真は、前橋地方裁判所でどなたでも閲覧することができます。気になる方は確認してみてください。
意図的なデマの流布
こんなコメントも寄せられています。
〇市役所の内外で、悪質なデマが流布されていると聞きました。その内容は次の通りです。
▷「不当処分された職員は市立高校の楽器を『俺のものだ』と言って引き揚げてしまった」
▷「不当処分された職員は後任の吹奏楽指導者に嫌がらせをして辞めさせた」
この真相は次の通りです。
楽器は芸術学校のものを市立高校に持ち込んでいたため、指導者交代の時に高校の事務長から、その楽器は持ち帰れとの発言もあり、芸術学校の職員が引き取りに行ったものです。
また、市立高校の吹奏楽部の後任の指導者は不当処分された職員もよく知る先生であり、不当処分された職員もよく相談を受けていましたが、指導を辞めたのは生徒との不幸な衝突があったからと聞いているそうです。
市立高校 吹奏楽部 強引な指導者交代
他にも、市立太田高校の吹奏楽部の指導における謝金等について、「公務員の兼業は違法だ」などと、今、裁判で争われているような批判をしていたようですが、これも前市長が指導の対価として認め、金額まで指示していた経緯があるのですが、それを無視して強引な指導者交代を迫まっていたのです。
結果とすれば、市立太田高校の校長の独断による吹奏楽部の指導者交代は大失敗であり、被害を被ったのは生徒たちでした。その吹奏楽部の急激な衰退は、残念だったとしか言いようがありません。現在、部員は懸命に頑張っていると聞いています。
前市長の指示で始めた不当処分された職員の吹奏楽部指導でしたが、ここでも、前市長や職員の調整不足が露呈しており、これも今回の不当処分の前哨戦としての様相があったと言えるのでしょう。これらの詳細な記録も整備してあります。
当時の市立太田高校の職員が、今回の不当処分を先導した立場の職員
当時の市立太田高校の職員が、今回の不当処分を先導した立場の職員でもあり、でたらめなセクハラの証拠写真に関与する立場にあった人物なのです。これはただの偶然ではありません。
でたらめな人物の性格を表わすエピソード 市役所内で拡散
その、でたらめな人物の性格を表わすエピソードが、市役所内で拡散しておりますので紹介します。
昨年、市民会館の爆破予告があった時、「どうせいたずらだから」と、市長に報告をしない判断を自分でしたそうですが、市長が他の場所で爆破予告を聞き、たいへんお怒りになったそうです。
しかし彼は、「自分は報告するつもりだったが、それは部下が勝手なことをしたので報告できなかった」と部下に責任転嫁をしたそうです。あきれたものです。副市長が部長らへ異例の通達をしたとも聞きました。
人間としてどうなのかと思う話がボロボロ出て
社会人の前に人間としてどうなのかと思う話がボロボロ出てきます。
「アカオケ通帳は処分された職員が一人で持ち、一人で銀行からおろしていた」という噂もその一つですが、実際は芸術学校の管理課長が通帳を管理し庶務担当が出納していました。これも悪質で意図的なデマの拡散です。
※アカオケ=正式名称はアカデミーオーケストラ。芸術学校の講師陣で結成された、芸術学校の付属団体ではないオーケストラ。現在はシンフォニエッタおおたと改名。
「これが公金横領の証拠だ」とか「俺にもオーケストラの指揮ができる」と嘘を並べ立てた課長や、上司の後をつけて盗撮したり、そして事務室における不適切行為を保護者から囁かれている管理職の話もあり、それこそ噂を立てられただけでも処分ものの醜聞が聞こえてきます。
冤罪処分をきっかけにモラルハザードが進行しているのでしょうか。子どもを預かる施設で心配になります。そして、それらは、処分を先導した共通の人物たちであることも特徴です。裁判を進めながら、それらも一つずつ解明してまいります。
たくさんの人から情報をお寄せいただき、ありがとうございます。また、このような話を聞いたという方は、ぜひ情報をお寄せいただきたいと思います。
複数の読者からコメントが
複数の読者からコメントが寄せられましたので掲載します。
ここまで人間を堕落させるものか
先生は、生徒さんたちには一生懸命でした
セクハラ証拠を捏造するような嘘つきの人物ですから
得意の責任転嫁ですね 本当は自分たちがやった大失敗でしょう
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